近年、キャンプ人気が高まるなか焚火台も様々なメーカーから販売されるようになり、使う方のスタイルやメーカーによって千差万別であります。 初心者必見!!キャンプで使う焚き火台 選ぶポイントとオススメ焚火台!でいくつかの焚火台は紹介しておりますが、今回は愛機『ユニフレーム ファイアグリル』について使用感やメリット・デメリット、レビューや網についてを紹介していきたいと思います。
ユニフレームとは
そもそもユニフレームとは? 現在は『株式会社 新越ワークス』となった新潟県燕市に本社を構える日本のアウトドアメーカーであります。ユニフレームは1985年に『ユニークな炎(フレーム)を創造する』というところから会社が立ち上げられ、1985年に『ユニトーチ』と呼ばれるガス管に使用するバーナーを販売したところから始まります。このユニチートは創設時から現在まで販売は続いている息の長い商品であります。 また今回紹介している焚火台『ファイアグリル』は1998年に発売されておりユニフレームの大人気商品になっております。 アウトドアメーカーに代表するコールマンなどに比べると歴史は浅い会社ではありますが日本製でありかなり信頼ができるのもポイントではあると思います。
ファイアグリルのスペック
- 使用時サイズ:約43×43×33cm
収納時サイズ:約37.5×37.5×7cm - 材質:炉・ロストル/ステンレス鋼、スタンド・焼網/鉄・クロームメッキ
- 重量:約2.7kg
- 耐荷重:約1㎏
- 分散耐荷重:約20kg
- 価格(税込み):7,700円
おすすめポイントはなに?
安心の日本製
これは人それぞれ価値観の違いがあるとは思いますがやはり日本製と聞いて悪いイメージを持つ方は少ないとは思います。 実際に使用した感じはかなりシッカリとした作りになっており組み立ての際も変な抵抗感やつっかかり感もなくとてもスムーズに組み立てが出来ます。些細なことでありますがさすがはメイド・イン・ジャパンであると感じました。
価格が安い
しっかりとした作りでありながら7千円~8千円程度で購入できます。もちろんこれより安い焚火台もいっぱいありますが使い勝手や安定感・耐久性を考えた時にはコストパフォーマンスはかなり高い焚火台の1つであると思います。
③細部にまでこだわった作り
焚火台の四隅には隙間がありており、熱による変形を防ぐと同時に空気を取り入れて燃焼効率を向上してくれています。
④頑丈な作り
分散耐荷重20㎏と頑丈な作りになっております。 付属の焼き網でも可能ですが、別売りのヘビーロストルを使うとダッチオーブンを乗せての調理にも楽々でき食材を焼いたりもできます。 ヘビーロストルのデメリットとしては網目が一方向にしかないので、小さい食材はコロッと落ちてしまう可能性がありますので注意。(肉くらいでは落ちません)
純正品のロストルもいいですが、値段も抑えられていながらしっかりした作りのこちらがオススメです!
⑤組み立てが簡単
➀スタンドを広げる
②スタンドについているツメを広げていく
③ロストルを敷いた台を乗せて完成
基本は4本の脚を広げて焚火台を乗せるだけの簡単設計であります。セッティングは1~2分で完了!
デメリットはあるの?
①ロストルがすぐに歪む
これは、ヘビーロストルの焼き網ではなく、焚火台の底に敷く空気の通りを作るロストルです。
このロストルが1~2回使用すると熱でフニャフニャに曲がってきてしまいます。機能的には何の問題もないですが、見た目上の問題であり、表裏を交互に変えながら使用することがオススメです。
もし、ボロボロになったとしても交換ができるので特に悩む必要はないですよ。
②収納サイズが大きい
焚火台自体がコンパクトに折りたためないタイプではあるのでやや持ち運びにはかさばってしまいます。
収納時のサイズが38㎝×38㎝×7㎝とミニマムなキャンプを目指している人には少し大きいですね。
③炭や薪の継ぎ足しがやりずらい
これは焼き網をのせて焼肉などをしている時限定ですが、網をのせていると本体との隙間が狭く、炭や薪の追加がしにくいのもデメリットですね。
これに関しては、五徳を使って対応できますが、専用の五徳は少しお値段が高く手が出にくいんですよね・・・
そんな時は、ニトリのキッチンラックが便利ですよ。
焼き網が高い・・・
ファイアグリルに付属されている焼き網は結構頑丈な作りで何回も使う事が出来ます。
でも、さすがに限界が来た時には交換をしないといけないのですが、純正の焼き網は高いんです。
そんな時は、百均の王様ダイソーに40㎝×40㎝の網が売っています。サイズとしては若干大きいですが、使い捨てができるので洗う手間が減り衛生的にもいいと思います。
豊富なオプション品
人気があるという事は、さまざまなオプション品が販売されており拡張性に非常に優れているのも嬉しいポイントですよね。
・FGポットハンガー
これさえあればダッチオーブンを吊るし焚火で料理も簡単にできます。ダッチオーブンを吊るしても焚火台自体もしっかりと安定しているのもこの焚き火台の良いところです。
ただ、焚火台より値段が高いのがすこしネックではあります。
・FGハンガー
意外と焚火をしているときにトングの置き場所に困ってしまうことって多いのではないでしょうか?
やはり値段が高いのが少しネックですが、FGハンガーを置くときに何も考えずにおけ暗い夜でも素早くとることが出来てほんとに楽になります。もちろんなくても全然大丈夫ですが・・・
終わりに・・・
ファイアグリルはコストパフォーマンスに優れており耐久性も文句のつけようがないと思います。
2~4人での焚火やバーベキューなら十分にできる大きさです。さまざまな焚火台がありますがオススメできる一品であると思います。