ムーンライトテント


漫画ゆるキャン△の登場人物である『志摩リン』が愛用するテント『モンベル(mont-bell) ムーンライト3』
漫画の世界ではありますが実際にもちゃんと売られているテントであります。この漫画で紹介されている道具は色々ありますが、キャンプを実践するには参考になるものが多いので漫画では伝えきれない機能などを見ていきたいと思います。

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モンベル(mont-bell)とは

1975年に創設された大阪に本社を構える登山道具を中心にしたアウトドアブランドで、代表者である辰野勇と真崎文明・増尾幸子によって設立された会社です。
辰野勇はアルプスの三大北壁の1つであるアイガーの登頂に日本で2人目となる成功者であり日本を代表するクラマーであります。
またモンベルの名前はmont(山)・bell(美しい)で『美しい山』という意味があるようです。

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ムーンライトシリーズ

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ムーンライトシリーズは月明りでも簡単に設営できるくらいであり、使用する用途により1型・2型・4型とサイズの異なるタイプが発売されてます。

3型は?・・・と思われると思いますが、実は2020年にムーンライトテントのモデルチェンジがあり大人気である3型がラインナップから姿を消してしまいました。
旧式になる3型のサイズは現行モデルではなく、現行モデルの2型の居住性がやや上がり3型に近ずいたかたちになっています。

ムーンライト3のスペック

対応人数:2~3人

サイズ:165㎝×210㎝×136㎝
収納時サイズ:17㎝×47㎝

重量:3.6㎏(ペグ等を含むと3.8㎏)

ムーンライトテントは月明りで設営ができるのか?

ムーンライトテントは月明りでテントが出来るくらい簡単ということでありますがどれくらい簡単かをやっていきます。

➀グランドシートを敷く
テントの下に敷くシートです。グランドシートがあることでテントが小石などで傷つくことや、濡れている地面からの浸水や湿気を防いでくれます。

②テント幕をグランドシートの上に敷く
先ほど敷いたグランドシートの上にテントの幕体の四隅をキッチリと合わせます。

③ポールを組み立てる
骨組みとなるポールを組み立てるのですがショックコード(ポールの中を通っているゴム紐)使用なので繋がるべきところに自然に繋がってくれ簡単に骨組みが組みあがります。

④テントの四隅にあるピンをポールに嵌めて固定
ポールの中は空洞になっておりテントの四隅についているピンをすべて差し込んでいきます。
この時点でポールは自立しております。

⑤テントの前後にあるフックを天井面にあるポールにつける
このフックは本来ポールにピンを差し込む前につけるようになっています・・・

⑥テント外側にあるフックを四本の脚に引っ掛けていく
サイドにあるフックを付けていくことでテント全体がピシッと張りが出ます。

⑦テントの方向を決める・ペグダウン
この状態ではまだ移動可能ですのでテントから眺める景色の方向などを考えてテントの位置を決定します。
位置が決まればペグでテントを固定。

⑧フライシートを被せる
骨組みがむき出しの状態のテントにフライシートを被せることにより完成です。
フライシートは紫外線や防水の効果もあり小さいですが前室も作ってくれるありがたいシートです。

項目的には8つありますがムーンライトテントシリーズは名前の通り月明りでも設営が簡単にできるくらいです。

ムーンライト3の価格は・・・

販売価格は3万6千円程度ではあるも現在は廃盤となっており入手が困難です。
入手方法としましてはオークションなどで中古が売り出されており、中古でも3万円は超えており未使用品なら4~5万円程度が相場になっているようです。

必要なオプションは?

フライシートにより小さいながらも前室が確保されますがやはりタープがあった方がより快適にキャンプを楽しむことができると思います。

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終わりに・・・

もともと人気のムーンライト3型テントではありますが、ゆるキャン△人気でさらに火がついております。
ムーンライトシリーズは設営が簡単で初心者にはオススメのテントになっていまが3型は廃盤になっており入手はかなり難しいですが、3型までの広さではないにしろ現行モデルのムーンライトテント2型は旧モデルよりは広くなっていますので大きさが許すのであればオススメです。

 

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