ダイソー メスティン

百均に行けば何でも揃うようになった今日この頃ですが、最近の百均はアウトドア用品も多く取り扱われるようになってきており更に便利になってきました。
今回紹介するギアはメスティンと呼ばれるアイテムです。一見すると昭和の弁当箱のようですが、『ご飯を炊くもよし・食材を焼いたり蒸したり煮たり』となんでもこなすクッカーです。様々なメーカーから発売されているメスティンですが百均ショップであるダイソーから発売されているオリジルの『ダイソー・メスティン』を紹介していきたいと思います。

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メスティンとは

メスティンとは『食事と缶』の意味があって兵士が食事をするために携帯されていたクッカーです。
メスティンは色々なメーカーから発売されておりますが、良く使われているのは海外のアウトドアメーカーである『トランギア』の物が多いと思われます。

ダイソー メスティンのスペック

大きさ:15㎝(取っ手をひろげると25.5㎝)×8㎝×5㎝

重量:123g

容量:500㎖(米1合まで)

アルミ製

ちなみにトランギア製のメスティンはもう一回り大きい仕様になっています。

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値段

500円(税別)
百均ショップではありますが100円ではありません。しかしながら、トランギア製のメスティンは一回り大きいサイズではあるも1700円以上するので1/3程度の値段で購入出来きお得ではあると思います。

バリ取りをする

メスティン全般に言えることですが、容器の蓋と本体の淵は鋭利になっているので紙やすりで削って当たりを柔らかくするようにしましょう。この時に使用する紙やすりの番手は最初は#400番で粗く削っていき、仕上げに#1000~#1200番程度で綺麗に仕上げていきましょう。

シーズニングをしよう!

シーズニングとは『油ならし』のことで焦げ付きや錆を防ぐための下準備です。家庭で使用するフライパンなどはよく耳にする『テフロン加工』がほどこされており焦げにくくなっておりまた、汚れても簡単に洗い落とせるようになっています。
しかし、メスティンは裸のままのアルミなので当然調理すると焦げやすいです。そこで『米のとぎ汁』などでメスティンをコーティングすることにより酸素と触れることを防いで焦げ付きを防ぎます。

必要な物
①鍋(メスティンがすっぽり入る大きさの物)
②米のとぎ汁

手順
①まずはしっかりとメスティンを洗う

そこまで神経質にならずにそのまま使っても問題はないとは思いますが、一応洗っておいた方が衛生的にも安心でしょう。

②洗ったメスティンを米のとぎ汁に浸す

米のとぎ汁を入れた鍋やフライパンにメスティンを浸けます。この時にしっかりとメスティン全体が浸かるようにしましょう。この時に取っ手の部分は左右に開くと簡単に取り外しが可能なのでとっておきましょう。

 

③10分~20分ほど煮る

米のとぎ汁で煮込むことにより被膜が作られます。

④冷めるまで浸け置く
煮込み終えるとそのまま冷めるまでメスティンを米のとぎ汁に付けておきます

⑤軽く洗う
冷めた後にメスティンを取り出すとヌルッとしているので軽く洗いながします。ここで注意しないといけないのは、洗剤などでゴシゴシ洗ってしまうとせっかくの被膜が落ちてしまうのでスポンジや手で軽く洗う程度にしましょう。

これで完成ですが、何回か使用すると被膜は剥がれ落ちてしまいますが何度もお米を炊いていると自然に被膜が形成されてくるので、念のため数回かシーズニングをする程度でいいと思います。

炊き方

まずは、お米を炊く前に15分~30分くらい水につけおくことでお米が水分を吸収しふっくら炊き上がります。

固形燃料25gを使用するときは火が消えるまで待って、火が消えたらひっくり返しタオルを巻いて15分蒸らして完成と簡単になっています。

シングルバーナーを使用しての炊き方をしたので紹介します。

①シングルバーナーにメスティンをセット

②強火で炊いていく

③吹きこぼれ始めると弱火にして10分炊く

④チリチリ音がすると火をとめメスティンをひっくり返す(熱いので軍手着用してください)

⑤タオルを巻いて15分蒸らして完成

かなり美味しく出来上がります!

終わりに・・・

トランギア製のメスティンはダイソーメスティンより少し大きくなっていますが、1人で使用するには1合分のご飯が炊けるダイソーメスティンの方がコンパクトです。更に、キャンプで使用するとどうしても雑に扱う時も多いかと思いますが500円という値段を考えた時に遠慮なく使え非常にコストパフォーマンスに優れた商品であると思います。

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