オススメのキャンプ漫画である『ゆるキャン△』。女子高生達が試行錯誤しながらキャンプを楽しむ漫画ですが、作中で使われている道具は実際に販売されている物で漫画といえども非常に参考になります。その中でも今回は野クルメンバー(野外活動サークル・・・メンバーが少なく部になれない)の部長である大垣千秋が使用している焚き火台『ユニフレーム ファイアスタンド2』を見ていきたいと思います。
スペック
使用時サイズ:40㎝×40㎝×(高さ)30㎝
収納時サイズ:(約)Φ6㎝×57㎝(収納袋に入れると60㎝程度になります)
重量:490g
素材:メッシュシート(特殊耐熱網)・スタンド(ステンレス鋼)
価格:(税込み)6,400円
特徴
スペックで紹介したように、この焚き火台の特徴は何といっても軽量・コンパクトであるということです。リュックの余ったスペースにほりこみ、お手軽に持って行くことができ荷物の多くなるキャンプには大変助かる焚き火台です。
この焚き火台は焚き火グリルのようにバーベキューも楽しむタイプではなく、純粋に焚き火をするためのアイテムになっています。だからといって焚き火しか出来ない訳ではなくオプションの五徳などを使用すると焚き火を楽しみながら料理をすることも可能です。
メリット
➀軽量・コンパクト
これくらいの焚き火台の大きさになると重い物では3㎏を軽く超えてくることもあります。そんな中で重量が490gというのはとても軽く、また収納時サイズにかんしてもやや長さがあるもののやはりコンパクトであり持ち運びには大変便利です。
②大きい薪が乗せられる
最近はコンパクトなアイテムが増える中で、売られている薪も40㎝程度にカットして販売してくれていますが、グリルも併用している焚き火台では囲いからはみ出てしまう事がありますが、ファイアグリル2では囲いがないので真ん中に大きな薪を置いたらバランスを崩すことなく焚き火をする事ができます(※注意点としてあまり大きい薪を燃やすと真ん中が燃えきった時に焚き火台からはみ出した部分が落下することもあるので注意して下さいね)
③燃焼効率がいい
焚き火グリルと違い火床がメッシュ状の網になっています。このメッシュの網目の大きさは0.96㎜とキメの細かい構造になっていますが、この隙間からの空気の取り込みがよく燃焼効率があがり薪を完全に燃やしてくれます。
④設置が簡単
設置はスタンドである4本の脚部分を広げてメッシュシートを取り付けて完了です。ものの1分程度で出来ます。
⑤かたずけも簡単
残った灰を捨てメッシュシートを水で軽く流すだけで完了です。そんなに気にならない方は水に流す作業は不要です。
デメリット
➀風に弱い
焚き火グリルの様に回りが覆われていない為に横風に吹かれると灰や火種が飛んでいくことがあるので注意が必要です。
②焚き火シートを使用した方が無難
メッシュシートの網目は細かいですがやはり囲いがない分、灰は落ちやすい構造になっているので焚き火シートなどを地面に敷いて使用した方が安全です。
③スタンドのキャップがとれやすい
脚部分にゴム製のキャップが付いていますが、激しく使用しているとなくなってしまう時があります。
オススメのオプション
➀トライポット三脚
②ミニ五徳
終わりに・・・
流石にゆるキャン△に出てくるアイテムであり人気の焚き火台です。やっぱり人気があるということは使いやすいということであり荷物がかさばるのが嫌な方にはオススメの焚き火台になっています。