冬のキャンプは寒くて嫌だ・・・だからと言ってデイキャンプでも寒いので行かないと言われる方も多いのではないでしょうか?
たしかにキャンプはもちろん、バーベキューをするにしても春~夏~秋にかけての温かい時期にされるほうが快適にできるため圧倒的に多いと思います。

しかし、寒い冬にするキャンプやバーベキューでしか味わえない醍醐味もたくさんあって『夏より冬のキャンプの方が好きだ!!!』・・・と言われる方も多くいるのも事実です。今回は、そんな冬が大好きな私がオススメする冬デイキャンプの楽しみ方や注意点を紹介していきたいと思います。

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冬のデイキャンプ なにがいいの???

予約が取りやすい!

先程も説明した通り、冬のデイキャンプで最もいい点としては、寒さのため利用客があまりいない・・・つまり施設の予約が取りやすいのが最大のメリットでもあり、いざ施設に行ってみると来られている方が少なく広々と使え開放的で静かなことが多いです。

虫が少ない!!

次に、これは女性には非常にありがたい事かとは思いますが、冬のバーベキューには虫が少ない!!!!
・・・「恩を仇で返す」とはまさに蚊のことだと思いますが、蚊は夏場の暑い季節に活発に活動しますが実は気温が16~17度程度あるとしっかり活動しており刺されてしまいますが孵化量も増え最も活発になるのは20度以上です。ですから、春・秋でも気温が16度以上あると活動しているので注意してください。でもさすがに冬になると気温も10度以下になることがほとんどで蚊は15度以下になると休眠状態になっていくので活動は激減してきます。
蚊だけでなく大体の昆虫なども冬になると活動量が低下し休眠するので本当に冬は虫がすくなく快適にデイキャンプをすることができます。

日差しが弱く暑くない!!!

次に、冬は夏場と違い日差しがあっても激しく暑くなったり日焼けしたりせずにすみます。
夏場の炎天下では日差しを避けるためにどうしてもタープを張ったりしないといけないですが、日焼けなどの問題さえ気にならなければタープはなくても1日快適にデイキャンプを楽しむことができます。

冬にしか食べれないものもある!!!!

食べ物がおいしく色々なものが食べれるのも冬のバーベキューで、夏場では味わうことのできない温かいお鍋をみんなで囲んで食べる事ができます。もちろん温かい家の中でテレビを見ながら食べるお鍋も美味しいですが、野外で寒さに耐えながら食べるお鍋は家では絶対に味わうことのできない美味しさがあります。

空気が綺麗!!!!!

そしてもう一つ、冬は空気が澄んでいて景色が綺麗に見える。これは空気中には水蒸気がありますが、気温が下がると空気中に水蒸気を溜め込みにくくなり靄やチリなどが減少し限りなく空気中が透明に近い状態になり澄んで見えるようです。
また冬は太陽に角度がつき斜めから太陽光が照らされると光の反射で景色が綺麗に見えたりします。(カメラを撮る時も冬の方が綺麗に撮れたりします)

雨が少ない!!!!!!

そしてキャンプやバーベキューをするうえで一番の天敵である雨!!!
せっかくの予約をとってキャンプを楽しみにしていても雨が降ったら本当にめげてしまいます・・・しかし1年通して雨の降りやすい時期があり冬は比較的に雨が少ない季節になっている。
ちなみに日本全体で見た時に雨が多い地域と少ない地域があり、夏の時期は南東からの湿った季節風が吹くため太平洋側では雨が多くなり、逆に冬の太平洋側では雨量は少なくなる傾向があります。
つまり、冬キャンプやバーベキューは太平洋側がオススメです。

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冬のデイキャンプの楽しみ方

先程の項目でも説明した通り冬のデイキャンプではメリットはいっぱいあります。そして実際にデイキャンプに行ったとして寒い中で何を楽しんだらいいの?

結論を言うと『寒い』ということを味わうというこです。

こればかりは実際に味わった人でないとわからないことですが、自然ばかりのキャンプ場は本当に寒い。
でもそんな中で温かいココアや珈琲を飲むだけでも体の芯から暖かくなり、家の中では絶対に味わえない幸せがあります。

 

次になんといっても焚火です。
これをするために冬のデイキャンプに行くといっても過言ではありません。
実は焚火の炎の揺らめきには『1/fゆらぎ』ゆらぎ効果は自然の中に多く存在しており焚火の炎や波の音・雨の音なで目や耳からはいる心地いい不規則なリズムの刺激で精神をリラックスさせる効果があります。
もちろん家の中でもキャンドルの火をみていたり、極端に言えば焚火の動画をみても1/fゆらぎの効果は得られるでしょう・・・しかし寒い自然の中に身を置き焚火でとる暖は本当に温かく、またその中で炎のゆらめきや木の燃える音、自然の草木の音を聞いているだけで日常の事を忘れリラックスできます。

MICHYさんによる写真ACからの写真

そして最後に温泉にユックリとつかって日ごろの疲れをとって帰る。

ケロさんによる写真ACからの写真

劣悪な環境だからこそ些細な事で幸せを感じることができ、決して夏場では楽しめない要素が冬のデイキャンプやバーベキューはにはあり心も体もリフレッシュすることがでるのが楽しみかと思います。

冬デイキャンプでの装備

デイキャンプですがテントは使用しないでバーベキューのグッズは持って行っているということで進めていきたいと思います。
冬は夏と違い暖をとることが必須になってくると思いますがそのためには・・・

焚火台

なんといっても暖をとる方法といったら焚火が一番。
ですが直火での焚火(地面で直接焚火をすること)はNGの場所もあるため焚火台があると安心。

 

難燃性ブランケット

焚火をすると火の粉が飛んできます。コットン性の物ならそんなに燃えることはないですが、ナイロンの防寒着などを着ていて火の粉が飛んでくると簡単に穴が開いてダメになってしまいます。そこで難燃性のブランケットがオススメです。ブランケットなら防寒にもなり尚且つ難燃性であれば多少の火の粉が飛んできても燃え広がったり穴が開く心配はありません。
ですから難燃性のブランケットは用意するようにしましょう。

sweetsmileさんによる写真ACからの写真

あとは、夏場とは違いお鍋等をするならガスコンロや鍋を持っていく必要があります。

冬デイキャンプの注意点

寒いので冷えないようにするのは当たり前なのでそこは絶対に注意してくださいね。

雪や凍結に注意!

冬はキャンプ場に行く道中が凍結していたり、雪が積もっていたりするのでスタッドレスタイヤなどを履いていくようにしましょう。

ガス管の種類に注意!!

ガス管にはCB缶(一般のカセットコンロにつかうタイプ)とOD缶(登山などで使うタイプ)がありCB缶は家の中で使うことが多く、寒い野外で使うとOD缶より火力が弱く安定しにくいので火力の強い料理には注意が必要です。

日暮れに注意!!!

言わずもがな冬は日が短いので早めの撤収を心がけてください・・・暗くなってしまうと忘れ物などをしてしまう危険性があります。

おわりに・・・

冬のデイキャンプは夏のデイキャンプに比べ辛い環境ではあると思いますが、それ以上に楽しいこともいっぱいあるので良ければ参考にしください。

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