バーベキューにやキャンプに行く時に必ず必要になるアイテムの1つであるクーラーボックス!!!!
これがないとまず食材を持って現地に行くことは不可能なアイテムです。
たかがクーラーボックス・されどクーラーボックス!!
クーラーボックスでも種類が違えば冷蔵能力や容量などさまざまであり
自分のバーベキュースタイルに合わせて必要な能力を兼ね備えたクーラーボックスを選択するのがいいのであり
容量を重視・保冷力を重視・大きさを重視・価格を重視・・・など必ずしも評判のよいクーラーボックスが自分にとって良いクーラーボックスであるとは限らないので、種類や特徴を見ていきたいと思います。
クーラーボックスは本当に必要???
結論から話すとクーラーボックスは必要です。
真冬のバーベキューでは食材もそれほど傷むことはないでの気にする必要はないと思いますが、2~3泊のキャンプや真夏のバーベキューでは長時間の車での移動や野外の放置で食材は激しく傷むことがあります。そうなると最悪は食中毒になりお腹かを壊してしまうことだってありえます。
代表的な3大食中毒である腸炎ビブリオ・サルモネラ・黄色ブドウ球菌などがあります。
黄色ブドウ球菌は75度で1分程度の過熱で滅菌できるものの、黄色ブドウ球菌が出す毒素であるエンテロトキシンは100度で20分~30分加熱しても無毒化できずに食中毒になってしまいます。黄色ブドウ球菌が毒素を作りやすい温度は20度~50度程度で、20度以下では繁殖力が弱くなってきます。
サルモネラ菌は家畜の腸管内に生息しておりますが熱に弱いためしっかりと焼いて食べれば問題はありません。
腸炎ビブリオは海水や海中の泥の中に潜み、温かくなる梅雨時期~夏場になると増殖してきます。つまり魚介類を食べて感染することが多く100度程度で滅菌できるため、しっかりと焼いて食べる事が大切です。
食中毒は発熱・下痢・嘔吐などの症状がでますが食中毒菌が出す毒素で腸管内に出血が起こり血便が出ることもあります。
すぐ食べるし焼いて食べるか大丈夫だろう・・・と楽観的にならず念には念を入れクーラーボックスは必ず持っていき10度程度で食材を保管するようにしましょう。
クーラーボックスの材質別による種類
クーラーボックスは材質によって種類があり、それにともない価格や保冷力・大きさもまちまちになっております。
ですが種類としては大きく分けてハードタイプとソフトタイプの2種類がありお互い一長一短があるのでメリット・デメリットなどを紹介していきます。
ハードタイプのクーラーボックス
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このタイプのクーラーボックスは、材質がポリエチレンや発泡ウレタンや、真空断熱パネルを使用しているものもあります。
ポリエチレンはクーラーボックスの表面などに使われており硬く断熱性のある素材になっており、発砲ウレタンは住宅や冷蔵庫などの断熱素材として使われたりしており高い断熱性を発揮してくれます。
真空断熱タイプは魔法瓶と要領は同じで真空状態は熱を伝える力がなく中の物を一定の温度のままキープする時間が長くなっています。
真空断熱パネルはグラスウールをフィルムで覆うことにより真空状態を作りだし、このパネルを使っているクーラーボックスは一般に発砲ウレタンよりも保温・保冷能力が高くなっているようです。
また、硬い形状になっており荷物を積み重ねた時にも食材を潰すことなく保護したり、テーブルや物置きとして使うことも可能になっております。
蓋が自動で閉まり密閉性が高い物もあれば、1つまた多くても2つのフックで開け閉めできるようになっており簡単に開閉ができるようになっている。
メリットとしては・・・
[icon image=”check1-r”]保冷能力が高い
[icon image=”check1-r”]柔らかい食材が潰れるのを防ぐ
[icon image=”check1-r”]開閉が楽
デメリットとしては・・・
[icon image=”check1-b”]重たい
[icon image=”check1-b”]車に乗せる時、ギリギリなら押し込んで入れる事が出来ない
[icon image=”check1-b”]保管場所をとってしまう
ソフトタイプのクーラーボックス
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このタイプのクーラーボックスは外側にポリエステルなどを使用しボックス全体を柔軟性のあるものにし、内側にポリエチレンなどを使い断熱力をあげている。
またPVCナイロンを使用しているものもあります。PVCナイロンは(ポリ塩化ビニル)は配管用のパイプなどに使われている材質ですが防水能力が高く雨などに見舞われるアウトドアでは使われていると助かる材質になっている。
ソフトタイプのクーラーボックスはなんといっても柔らかくコンパクトに折り畳みが出来たりするのが特徴で、使わない時は畳んでしまっておくことが可能になっている。
またハードタイプのクーラーボックスに比べる軽くなっているものが多く持ち運びが楽になっているものが多いです。
しかし良いことばかりではなくソフトタイプはハードタイプに比べると密閉性が低く保冷力が劣ってしまうのが最大の欠点です。
そして車などに積むときに無理やり入れたり、下の方に積んだりするとクーラーボックス自体が押しつぶされて中にある食材が潰れてしまうということになるのでち注意が必要なってきます。
メリットとしては・・・
[icon image=”check1-r”]軽くて持ち運びがしやすくなっている
[icon image=”check1-r”]ハードタイプより安いものが多い
[icon image=”check1-r”]畳んでかたずけておくことができる
デメリットとしては・・・
[icon image=”check1-b”]保冷力が弱い
[icon image=”check1-b”]中の食材が押しつぶされる時がある
どれくらいの大きさが必要なの??
1人でキャンプであれば20ℓくらいの容量があれば十分ですが、大人2~4人程度でデイキャンプとなると30ℓ程度の大きさで十分です。
また1泊2日のキャンプでは、大人2人で30~40ℓ、大人4人~6人のキャンプになると50ℓ程度の大きさがあると安心です。
デイキャンプ程度ではソフトタイプのクーラーボックスでも1日十分に食材を保冷してくれます。
おわりに・・・
夏場のデイキャンプはもちろん、1泊2日程度であれば保冷剤次第ではソフトタイプのクーラーボックスでも問題なく食材を保管することが可能です。
しかし発泡スチロールなどでできている保冷バックはあまり保冷力はないので注意してください!!!
最後にクーラーボックスをビニールシートの上に置いている方もいるかと思いますが、地面に直接置いてしまうと地熱で保冷力が弱くなってしまうのでなるべくは台の上に置くようにし直射日光は避けて置いてください。