焚き火をする時は是非使ってほしいアイテムが『焚き火シート』です。
『焚き火台を使えば大丈夫!』・・・と思っている人も多くいると思います。
実際に、焚き火シートの使用をルール化しているキャンプ場は少ないです。
しかし、焚き火をする以上は『焚き火シート』を使う方が絶対にマナーがよく紳士的です。
そんな『焚き火シート』も“100均の王様ダイソー”から発売されているではありませんか。
今回はそんな『ダイソー焚き火シート』のスペックや必要性・耐熱温度などを見ていきたいと思います。
スペック
収納時サイズ:80㎝×60㎝
素材:グラスファイバー
付属品:専用ポーチ
価格:(税込み)550円
焚き火シートの必要性
ほとんどのキャンプ場は焚き火台の使用が鉄則になっていますが、“焚き火シートの使用は義務化されていない”のが現状です。
『焚き火台があれば焚き火シートはいらないの?』・・・厳密にいうと焚き火台があっても焚き火シートは使うべきアイテムです。
●地面への影響●
先程、焚き火台があっても焚き火シートは使うべきアイテムと言いました。
その理由として、焚き火台を使用していても“輻射熱が発生”し地面に熱を伝え芝や地面が傷めてしまいます。
最近の焚き火台は低いタイプが多く地面との距離が近くなっているので熱の影響を受けやすくなっています。
更に、焚き火をしていると火の粉が舞ってしまうのも地面を傷めてしまいます。
一度、芝が焦げると回復には数か月かかってしまうので焚火シートは使うようにしましょう。
●ミニ焚き火台やソロストーブには必須●
小型の焚き火台やソロストーブは高さがありません。
地面に近いという事はそれだけ輻射熱の影響を受けやすいので焚き火シートはマストアイテムです。
ダイソーの焚き火シートのメリットは?
●コスパがいい●
同程度の焚き火シートであれば1,000円程度はするところ、ダイソーの焚き火シートは“税込み550円”です。
これはコスパ最強ではないでしょうか・・・
●手に入れやすい●
最近のダイソーのキャンプ用品は品薄な物が多いので売り切れている事も多々あります。
しかし、ダイソーは現在時点で“全国3,493店舗”あるので比較的手に入れやすいと思います。
また店舗がある事で“実際に手に取ってみる事が出来る”のもメリットです。
●ソロに最適なサイズ感●
ファミリーサイズの焚き火台で使うには少し窮屈に感じるかもしれませんが、“ソロキャンプであればコンパクトに持ち運びもでき丁度いいサイズ”ですね。
ダイソー300円焚火シートとの比較をされている動画があったので拝借させていただきました。
デメリットはあるの?
●汚れが目立つ●
焚き火シートのカラーがベージュ1色になっています。
黒の焚き火シートであればそれほど汚れや焦げが気になる事もないのですが、カラー的な問題もありベージュはどうしても“汚れや焦げが目立ちやすい”です。
ただ、キャンプ道具は使っているうちに汚れや劣化もしてくるものなのでこれはデメリットには入らないかもですね。
●チクチクする●
グラスファイバー素材(ガラス繊維)の焚き火シートであればどれも同じですが、“肌触りがチクチク”してます。
取り扱う時には軍手をしておきましょう。
もし気になるのであれば“シリカ素材の焚き火シート”の方がオススメです。
●固い●
これもグラスファイバー素材のデメリットですが、焚き火シート自体が固いです。
折りたためないとこではないですが、普通の布よりは折り畳みづらく少々かさばってしまいます。
耐熱温度はどれくらい?
一般的に、焚き火シートの“耐熱温度は500度以上の物”を選ぶようにしていればいいと思います。
ダイソーの500円焚き火シートの耐熱温度は説明書への記載がありませんが大創産業に確認したところ“550度で1分”の短い時間での検査を実施しており長時間の検査は実施されていないとの事です。
連続使用時間が1分というところがやや引っかかるポイントですが、一先ず“耐熱温度が500度以上ある”ので問題はないと思います。
終わりに・・・
いかがでしたでしょうか・・・
昨今の環境問題、キャンパーのマナー向上のためにも焚き火シートはマストアイテムです。
ダイソーの焚き火シートはグラスファイバー素材のため少し気になるデメリットもありますが、グラスファイバー素材であるがゆえにコスパを抑えることも出来ています。
また、汚れが酷くなったり破れたりしても気軽に買い換えれる値段なのでガンガン使え、店舗も多くあるのでキャンプに行く道中にでも買っていくことができるのでオススメです。