キャンプやバーベキューの時に炭に火起こしをすることが多いと思いますが、この時にササッと火を起こせる貴方はナイスガイ!!
しかし、火を起こすときには中々火が付かずに冷たい視線をあびイライラした方も多いのではないでしょうか?

そこで着火剤を使ったり火起こし器などのアイテムを使ったりして火を起こしていると思いますが、大体の方が使っているのが着火剤ではないでしょうか・・・

着火剤だから何でもいいや・・・と思ってもいざやってみると炭の種類にもよりますが簡単に火付かなかったりします。実は色々な種類の着火剤がありメリットもデメリットもあるので今回は着火剤を少し紹介!!

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着火剤といっても種類は色々

先ず着火剤には色々な種類があり状態の違いにより固形タイプと液体タイプ(ゼリー状)の2種類があります。

液状タイプ(ゼリー状)の着火剤

比較的良く使われておりホームセンター等で簡単に手に入れやすくなっている。

成分はメチルアルコールと呼ばれるアルコールであります。飲み物等のアルコールはエチルアルコールと呼ばれるもので値段が高い。
このメチルアルコールは揮発性(空気に蒸発しやすい)があり引火性が強く燃えやすいのが特徴です。
またメチルアルコールには毒性があり飲用したりすると視力障害や腹痛・吐き気等の症状がでることもある。(戦後はエチルアルコール安価なメチルアルコールをお酒として飲んでいて中毒者がたくさんでていた)

ゼリー状の着火剤は燃えているときの火の色が見えにくく継ぎ足しの時に火災の原因になったり手についたりすると火傷をするので注意が必要です。

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量を調整できる

燃やしたい場所に塗ることができる

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[illust_bubble subhead=”デメリットとしては・・・” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”nayami-m1-l”]

火は付きやすいが炭へ燃え移る力はやや弱い

歯磨き粉のように最後まで使いにくい

引火の危険もあり継ぎ足しは危険!!!

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固形タイプの着火剤

おがくず(パイン材)を固めた物やペーパーなどに灯油やパラフィン(石油成分)や植物油をしみこませているタイプのものが多く安全で燃焼時間が長いのが特徴になっており初心者にも安全に使えるタイプになっております。

固形タイプの着火剤は植物油性の物もありますがパラフィンのような石油成分を使用しているものもあり、やや煙や臭いがする時がある。
固形は液状タイプに比べ火力が弱い燃焼時間が長く炭への引火は早いです。
ただ、固形型の着火剤は湿気に弱いタイプもあるので湿度の高い場所での保管には注意してください。

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燃焼時間が長い

比較的安全に使える[/illust_bubble]

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多少臭いが出る

火力が弱い物が多い

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基本的には液状も固形も一長一短はありますがマングローブ炭のように火が付きやすい物は液状の火力が強いタイプを選び、オガ炭備長炭のように火が付きにくいタイプは固形のように長く燃焼してくれるものがオススメです。

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オススメの着火剤!!!!

液状タイプ

チャッカネン

逆止弁採用することで容器からでた着火剤が戻らないようになっており、また液状タイプは炎が分かりにくいですがチャッカネンは火がわかるように赤色火を採用しており炎が分かりやすくなっているのが特徴。少し量が少ないのが難点・・・継ぎ足しは絶対にNG!

 

キャプテンスタッグ ファイアマックス 着火剤 

この着火剤も容器に戻らないようになっており、炎も認識しやすいようにオレンジ色火を採用している。
炎の持続時間はやや長いがあまり火力は強いとは思えないかも・・・継ぎ足しは絶対にNG!

 

固形タイプ

ロゴス LOGOS 着火剤 防水・ファイアーライター

やや煙があり臭いも感じる事があるかもしれませんが燃焼時間が13分~17分と長くなっている(状況にもよるが概ね10分くらいは燃える)
また水に濡れても付き、一度付くと水がかかっても消えないようになっているのが特徴。
1個1個、個別に分けられており必要な分だけを取り出して使えるのもよい。

やや臭いがする時もあるのでしっかりと着火剤を燃やしきってから食材を焼いた方がいいです。

1個当たり37円程度(お店により差はあります)

 

尾上製作所パラフィンワックス含有着火剤

燃焼時間は7・8分程度になっており比較的長い間燃焼が持続し、臭いもあまりありません。
製品自体が薄く持ち運びにも最適。

1個当たり32円程度(お店により差はあります)

 

ロゴス 固形燃料 エコココロゴス・ダッチチャコール

着火剤とは少し違うかもしれませんが固形燃料と呼ばれるタイプで主材はヤシガラ(ココナッツの殻)でできております。
ライターやチャッカマンでも簡単につき(1分くらいはかかる)、火力は弱めですが燃焼時間も1時間程度持続しちょっとした料理はこれで十分ですが大量に使うと値段的にもったいないかも・・・

腰痛ライダーは炭に火が付きにくいオガ炭備長炭を使用しており、着火剤ではないけれどもこのダッチチャコールを1つを燃やし、その周りにオガ炭備長炭を重ねるように並べ火を起こしております・・・オガ炭備長炭にはオススメ!!!!!

1個当たり105円程度(お店により差はあります)

 

代用できるお手軽着火剤

簡単な着火剤としてはパラフィンワックスを塗っている牛乳パックや、油分の多い松ぼっくり等は火付きも良く代用できるお手軽なアイテムになってます。
でも自然にあるものは結露などで湿っており火が付きにくい時が多いので、拾ったその時に使うのではなく持ち帰って次の機会に使うのがいいです。
もちろん市販の着火剤とは違い、簡単に火が付くけれども燃焼時間等はあまり長くありませんので注意してください!

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