戦後最大のダイエットブーム!!!
バーベキューに行ったときにガツガツ食べたいお肉!!!!
でも食べ過ぎると太ってしまうので程々にしておこう・・・なんて思っていると、せっかくバーベキューや焼肉屋に行っているのに思う存分お肉を食べれないのはあまりにも残念なことです。
そこで今回は牛肉は本当に太るのか?
牛肉に含まれる栄養素や部位別に絞ってカロリーをみていきたいと思います。
目次
お肉は太る??
お肉を食べると太ってしまうのか?
・・・正解はもちろん食べ過ぎると太ってしまいます。
人間は約60兆個の細胞で出来ており、細胞の中のミトコンドリアが3台栄養素(炭水化物・蛋白質・脂肪)と酸素を混ぜ合わせることでATPというエネルギー(カロリー)を作りだします。
1g当たりのエネルギー量(カロリー)
炭水化物:4kcal/1g
蛋白質:4kcal/1g
脂肪:9kcal/1g
炭水化物
炭水化物は1g当たり4kcalのエネルギーを作り、分解物されるとアミラーゼ(糖)となります。
無酸素運動など激しい運動をする時のエネルギー源になったり、人間の中で1番大切な脳・脊髄の細胞は糖からでしかエネルギーをもらうことできず、炭水化物の分解物である糖は非常に大切な栄養素であります。
だから、人間は未来のエネルギーのために余った糖を脂肪として貯金してしまいます。
また糖が急激に体の中に入るとインスリンが出てきて血糖が上昇し、血糖を下げるためにインスリンが分泌されます。このインスリンは糖を肝臓や筋肉に溜めてくれますが脂肪にも置き換えてしまい太ってしまいます。
タンパク質
蛋白質は1g当たり4kcalのエネルギーを作りアミノ酸という形まで分解されて体内に吸収されます。
アミノ酸ももちろん体を動かすエネルギーにもなり、僕たちの体を作っている筋肉や内臓もアミノ酸からできておりホルモンの材料にもなっている。
つまり蛋白質を摂取し筋肉をつけ、筋肉があると運動時に使うエネルギー量も増えてダイエットになる・・・が、収入と支出のバランスで過剰に取り過ぎるとカロリーオーバーとなり太る原因となる。
脂肪
脂肪は1g当たり9kcalのエネルギーを作り、他の栄養素よりもカロリーが高くなっている。
脂肪は脂肪酸とグリセリンまで分解され、体温を産生したり、脂肪の吸収を助ける胆汁やホルモンの材料や細胞膜の材料にもなります。
もちろん過剰に摂取するとカロリーオーバーになり太ってしまいますが、体内での働きは多岐にあり炭水化物のようにインスリンが脂肪に置き換えたりされにくいので太りにくくはなっている。また炭水化物(糖)を制限していると体は糖をエネルギーとして使えなので、体についている脂肪を削りエネルギーを作るのでダイエットになります。
一見、脂身の多い霜降りとかを多く食べると太ってしまうと思われますが、お肉のタンパク質は私達の体の筋肉を作る材料になったりホルモンや免疫力になり、脂肪はホルモンや細胞膜、脂肪の吸収を助ける胆汁の成分、体温を産生するなど役割は多岐にわたる。しかし、分解されると「糖」になる炭水化物や糖分(もちろん果物の果糖も・・・)を取り過ぎるとインスリンにより未来のエネルギーのために脂肪に置き換えられてしまいます。
よってバーベキューで肉を食べて太るというよりも、一緒に食べるお米や焼肉のタレに入っている糖分が原因であることのほうが大きいです。
カロリーよりも炭水化物のほうが太る原因としては大きい
結果、お肉はよりもお米や焼肉のタレに入っている糖分に注意!
お肉にはどんな栄養があるの?
牛肉の中にはまず、L-カルニチンが含まれてます。人間が体を動かす時のエネルギーを作る工場であるミトコンドリアに脂肪を運んでエネルギーの生産を増やしてもらいます、鉄分・ビタミンB群が多く含まれています。つまりL-カルニチンは脂肪をエネルギーに変えてくれダイエットにもなります。
鉄分は体の中で酸素と二酸化炭素を運ぶ赤血球のヘモグロビンを作るのに欠かせないもので、ビタミンB群はエネルギーをスムーズに作る職人のようなもので貧血の予防や神経を円滑にする作用があります。またお肉の脂肪は脂溶性ビタミンと言われるビタミン(A・D・E・K)の吸収を助ける役割もある。
部位別カロリー
お肉にはサシ(脂)が多い部位や赤身など色々ありますが100gあたりの部位別にカロリーをみていきます(個人的によく食べる部位のみ)
リブロース
100gあたり573kcal
サーロイン
100gあたり498kcal
ハラミ
100gあたり301kcal
[icon image=”check1-r”]カルビ
100gあたり517kcal
タン
100g当たり206kcal
これは和牛での大まかなカロリーとなっておりますが、和牛と輸入肉ではやはり霜降りが多い和牛の方がカロリーが高いので注意してください。
先程もお話しましたがカロリーよりも糖を気にされたほうがダイエットにはいいですが、やはり消費するカロリーよりも多くのカロリーを摂取してしまうと太る原因になるので過剰摂取には気を付けて下さいませ。