クッカー


バーベキューをする時にはグリルを使い焼き物をすることが多いのでそれほどクッカーが必要になることはありませんが、キャンプではしっかりとしたキャンプご飯を作りたい・・・冬のキャンプでは温かいカレーやシチューが食べたい、朝は日本人らしく焼き魚や味噌汁が飲みたい・・・
一般に売られている家庭用のフライパンやお鍋でも全く問題はありませんが、それでは重くなり荷物になってしまいます。車も大きく荷物が増えても問題ない方は大丈夫ですが、キャンプに行く時には荷物が多く車に乗りきらない時があるので少しでも荷物は減らしたいですよね???

そんな時に必要になってくるのはクッカー!!!

クッカーは基本的ひはアウトドアをする人のために作られており、軽量・コンパクトで持ち運びやすくなっています。
しかしその反面、家庭用の物に比べて軽量・コンパクトのため大人数での料理が出来ないことが多いです。ですから夫婦でキャンプや2~3人でキャンプやばバーベキューをする人向けではあると思います。

昨今、色々なメーカーからクッカーが販売されていますが、材質であったりどんなクッカーがあるのか見ていきます。

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 クッカーとは


クッカー(Cooker)とは英語読みでドイツ語ではコッヘル(Kocher)となっており少し呼び方が変わります。山登りをする方やキャンプをする方、時にはバーベキューでも使用するコンパクトで持ち運びのしやすい調理器具です。大きい鍋でも2ℓ程度の容量になっており少人数での使用を目的としています。
つまりクッカーを選ぶ時は携帯性にはこだわって購入するとこをオススメします。

 

クッカーの材質

クッカーに使用されている材質には大きくステンレス・アルミ・チタンの3種類あり、それぞれには特徴があるので説明していきます。

ステンレス


ステンレスとは正式名称はステンレス鋼と呼ばれ『錆びない』という意味です。つまりステンレスで作られたクッカーは耐食性(錆びにくく)が高くなっています。
しかしステンレスは鉄+クロムで出来ている合金であり鉄を使っている限り必ず錆びないということはなく『錆びにくい』だけで時には錆ができてしまいます。その原因としてやはり水分です。
水には鉄分が含まれておりそこから錆ができてしまうことがありまうすので水分を残さないようにすることが大切です。
もう1つ錆ができる原因としては『もらい錆」です。ステンレスは鉄にクロムを配合することにより酸化被膜を作り錆びにくくしてくれますが、他の錆びたものを一緒にしおくとその錆が移ってしまうことがあるので注意しましょう。
また強度もあり軽量(アルミ・チタンよりはやや重いです)となっており、熱伝導はやや伝わりにくいですが、保温力には高いです。さらにステンレスは熱伝導が悪いためフライパンや鍋に熱が行きわたりにくくなっており料理器具が焦げやすくなっております
[illust_bubble subhead=”ポイント” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]鯖にくい

丈夫ではあるもやや重い

熱伝導は少し悪いが保温力はある

焦げやすい[/illust_bubble]

 

アルミ

正式にはアルミニウムは金属ですが鉄と比べても軽くステンレスに比べて重量は1/3程度になっており、熱の伝導率もステンレスに比べればいいです。その分、焦げにくいですが保温力としてはステンレスには劣りますが・・・
さらに強さはステンレスに比べてアルミは弱く傷つきやすくなっており耐久性にはかけると思いますが値段は安価でコストパフォーマンスは高いです。
一時はアルミは人体に悪影響を与える・・・といわれていましたがアルミは体内にも存在しています。融点(液体になる温度)は600度以上であり一般調理ではそこまでの高温になることはなく、食べ物・飲み物にもアルミが含まれているものもありますのである程度アルミを摂取したくらいでは99%以上は排泄されてしまいますので問題はありません。しかし腎臓などに疾患がある方は少し気にされても損はないのかもしれません・・・
[illust_bubble subhead=”ポイント” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-m1-l”]軽い

火の通りがよく焦げにくい

錆びにくい

値段が安い[/illust_bubble]

 

チタン

チタンはアルミよりは重いですがステンレスよりは軽くて頑丈になっており融点(溶ける温度)も1500度以上となっております。その反面、熱伝導が悪く火のあたっている所のみが熱くなるので焦げやすいです。
また耐食性(錆びにくい)もありステンレスやアルミよりも高く酸素と強固にくっつくことにより不働態酸化被膜を作り本体を守ってくれます。
医療器具にも使われているものもありアレルギーなども起こりにくい金属なので人体の影響も少なくなっています。
頑丈で軽く、錆にも強く安全なでいい事ばかりのチタンに思われますが、値段が高いというデメリットがあるので注意です・・・
[illust_bubble subhead=”ポイント” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-m3-l”]軽くて頑丈

錆びにくい

安全性が高い

値段が高い

焦げやすい

[/illust_bubble]

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どんな種類のクッカーがあるの? 必要な種類は??

クッカーは様々なメーカーから販売されていますが基本的には材質の違い等で使用目的についてはさほど大差はありません。
ただ同じメーカーで揃えるとコンパクトに収まるように設計されておりなるべくなら同じメーカーで揃える方がいいでしょう。

フライパンのような浅いタイプ
お鍋のような深いタイプ

 

ケトルと呼ばれるやかんタイプ

 

シェラカップと呼ばれる200㎖~300㎖程度の容量のカップタイプ

 

基本的にはフライパン型と鍋型がセットになって販売しているものがいいとおもいます。後はケトルがあれば夫婦2人くらいのキャンプやバーベキューでは大丈夫であるとおもいます。
私もこの3つしかもっていませんがシェラカップはなくても問題はありませんがアヒージョなどする時には重宝しそうなので購入を検討中ではあります。

 

おさらい・・・

クッカーのおさらいとして、この3点くらいに絞って初めは買われたらどうでしょう・・・

重量
・ステンレス:やや重い
・アルミ:軽い
・チタン:やや軽い

焦げやすさ
・ステンレス:やや焦げやすい
・アルミ:焦げにくい
・チタン:焦げやすい

値段
・ステンレス:やや高い
・アルミ:安い
・チタン:高い

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