キャンプでフライパンや鉄板の後片付けする時、“焦げ付きがあったりお手入れがあったり”ですこぶる面倒くさいですよね・・・
そんな悩みを解決する画期的なフライパンが発売されています。
その名も『マルチグリドル』と呼ばれる韓国発祥のフライパンです。
油も使わずとも“食材が焦げ付くことなくヘルシーに調理”ができ、マルチグリドルを使うと料理も上手くなる可能性を秘めています。
(※料理が上手くなるかは個人差ありです!)
更に、キャンパーさんには嬉しい“お手入れも簡単”と至れり尽くせりなフライパンなのです。
そんな夢のような『マルチグリドル』を見ていきたいと思います。
マルチグリドルとは?
●韓国生まれのフライパン●
“マルチグリドル”はアウトドアブームの先駆けである韓国で生まれた調理器具になります。
円形のフライパンですが、真ん中にいくにつれて深くなっているので焼き料理・揚げ料理・蒸し料理・煮物等の様々の調理に対応しているオールラウンダーな鉄板です。
●イノーブルコーティングがされている●
このフライパンには“PTFE”がコーティングされています。
PTFEはフッ素樹脂で平たく言えばフライパンに加工されている“テフロン”と同じです。
よく、“ダイヤモンドコーティングやセラミックコーティング”と書かれたフライパンがあると思いますが、イノーブルコーティングは『洗いにくい』『焦げ付きやすい』『傷つきやすい』『錆びる』などのデメリットを補った“いいとこどり取りのフライパン”なのです。
また、マルチグリドルは『PTOFフリー(発がん性がある化合物)』なので安心して使う事ができます。
●偽物にも注意●
人気の料理器具の為、“類似品”も多く出回っているので注意しましょう。
『JHQ 鉄板マルチグリドル』を買っておくと安心ですが、『正規取扱い商品でない場合は保証の対象外』になるので気を付けましょう。
“Amazonや楽天”での正規取扱店の一覧は『株式会社ジェイエイチキュー』に掲載されているので載せておきます。
スペック
使用サイズ:19㎝・33㎝の2タイプ(持ち手を含むと21.5㎝/40㎝)
厚さ:19㎝・33㎝/(約)4㎜
重量:19㎝/330g 33㎝/1kg
深かさ:(約)2㎝
材質:アルミニウム合金
対応:ガス・IH・直火・炭火・ラジエントヒーター・セラミックヒーター・ハロゲンヒーター
付属品:シリコンミトン (19㎝は収納袋あり)
これとは別に、深さがもう少しある“ディープタイプ”も存在します。
使用サイズ:29㎝(持ち手を含むと35㎝)
厚さ:(約)4㎜
重量:(約)750g
深かさ:(約)2㎝
材質:アルミニウム合金
対応:ガス・IH・直火・炭火・ラジエントヒーター・セラミックヒーター・ハロゲンヒーター
付属品:木製グリップ・鍋敷き・収納ケース
マルチグリドルが人気の理由
●軽くて持ち運びも楽々!●
マルチグリドルは、軽量設計で持ち運びが楽ちんです。
更に1つのフライパンで多彩な料理が作れるので、他の調理器具をあれやこれやと集める事も少なくなります。
また別売りになりますが、収納ケースがあるとより楽に持ち運びをする事が出来ます。
●シーズニング不要!●
特殊なイノーブルコーティングは傷や錆に強いうえに耐摩耗性も高くなっています。
傷にも強く耐久テストでは100万回以上のテストにも合格し、“シーズニングも不要”でそのまま使う事ができるのも嬉しいポイントです。
●油がいらない!●
マルチグリドルは、イノーブルコーティングが施工されています。
さらに、表面に細かい凹凸を作り食材との接触面積を減らし焦げ付きを減らし、“油がなくても焦げ付きなく調理”をする事が出来ます。
油を使わない事で“ヘルシーな料理”を作れ、焦げ付かない事で料理のクオリティも上がること間違いなしです。
●多彩な料理が作れる!●
焼き料理・揚げ料理・蒸し料理・煮物等、幅広い調理方法に対応しているオールインワンなフライパンです。
ただ、蒸し料理をする時は“蓋がない”ので100均でステンレスボールなどで代用するしかないですね。
●直火・IH対応!●
直火もいけてIHにも対応と、“キャンプでも自宅のIHコンロでも使える”という便利さ!
さらに炭火・ラジエントヒーター・セラミックヒーター・ハロゲンヒーターと幅広く対応しています。
お手入れは必要なの?注意点はあるの?
鉄製のフライパンであれば油を塗って保管するなど一手間かかります。
しかし、マルチグリドルはイノーブルコーティングのおかげで焦げ付きもなくお手入れはめちゃくちゃ簡単です。
●マルチグリドルのお手入れ方法●
イノーブルコーティングのおかげで焦げ付きが最小限に抑えられるので“水で洗い流すだけ”でほぼ大丈夫です。
濡れたキッチンペーパーで拭くだけでもかなり綺麗になります。
もし頑固な汚れがある場合は中性洗剤で軽く洗えば汚れは簡単に落ちます。
鉄板の様にシーズニングの必要もなく、使った後に“空焼き・油を塗って保管”するなどの一手間もないので楽ちんです。
●使う上での注意点●
高温で調理を続けているとコーティングが傷んでしまうので弱火~中火での使用が進められています。
また空焼きも、5分で350度になるのでやめた方がいいようです。
マルチグリドルで料理上手に!
マルチグリドルは油の必要もなく料理をヘルシーに仕上げ、焦げ付きも少ない。
さらには、焼き料理・揚げ料理・蒸し料理・煮物となんでもできるフライパンです。
そんなマルチグリドルでどんな料理を作っているのかを紹介していきます。
●焼き物●
いつも炭で失敗するので、今日は焼き鳥をマルチグリドルで焼くことにしました🎶
良い感じに焼けたけど、くるくるしながら移動させたりしてたら、どれが鳥ももでどれが豚バラかわからなくなってきた💦 pic.twitter.com/W6AjzNbmwc— みっさん (@unikuma5) June 3, 2023
焼き鳥はキャンプでは鉄板メニューですよね。
串をフライパンの周りに置いて焼く事で余分な油は中央に流れていき美味しく仕上がりますよね!
だた炭火のように、落ちた油の煙でいぶされてより美味しくなる効果は期待できないです・・・
マルチグリドル、デビューしました!やっぱすげーわ pic.twitter.com/EpahGtTmZo
— Matsuda(コーチカウンセラー) (@DaisukeandTen) May 27, 2023
やっぱり日本の朝食は目玉焼きでしょう。
油を使わずに焼くとヘルシーになり、パンにベーコンと一緒に焼けば完璧な朝ごはんの完成です。
個人的にはウインナーも良きですが・・・
焼き物の他の人気のメニューとして・・・
・ステーキ
・ペッパーランチ
・タッカルビ
・チヂミ
・焼きそば(袋のインスタント焼きそばも焦げ付かず美味しくできます)
・お好み焼き
・クレープ
●揚げ物●
マルチグリドルでアヒージョなキャンプ飯🏕温めた石窯パンがスルスル消えたw pic.twitter.com/on4PapnU4r
— ぴよこ (@Piyo_93) May 28, 2023
アヒージョのようなメニューことマルチグリドルです。
薄くて熱伝導率もいいので短時間で美味しく作る事ができます。
キャンプする人もしない人にも勧めたい。マルチグリドル。オンオイルでもくっつかない。IHガス対応。外でも家でも使い倒してる。アースカラーかわいい。
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自宅でやる時は油跳ねが気になりますが、キャンプでするなら問題なし!
●蒸し料理●
春アサリの酒蒸し
マルチグリドルとクッカーの蓋で蒸しましたー
手軽でオススメ😃#キャンプ飯 pic.twitter.com/3pNbZ6Hifc— makoji / 北海道キャンプでアル中 (@makoji66816958) May 28, 2023
これが、こうなります。
マルチグリドルの蓋取手。
ウイスキー樽材の端材。 pic.twitter.com/yMCxqrcXpp— 軽井沢 サイクロン薪ストーブ工房 (@tetsujinarts) June 3, 2023
蒸し料理をするには百均などで蓋を購入する必要がありまりますが、あると料理の幅が広がるので持っておくと便利です。
カセットコンロに少し注意!!
マルチグリドルだけではないのですが、カセットコンロやガスバーナーを使う時には注意が必要です。
カセットコンロは本体にガス缶を取り付けるのですが、五徳の上にフライパン等の調理器具を置くと“ガス缶の上までフライパンがはみ出してしまいます”。
すると、フライパンから出る“輻射熱が下にあるガス缶を温めてしまい最悪は爆発”の危険もあります。
爆発するのはまれではあると思いますが“ガス缶の上に調理器具がある時”は十分に注意してください。
対処方としては、ガス缶の上にマルチグリドルがなるべく来ない様にするしかないですね・・・
終わりに・・・
いかがでしたでしょうか・・・
韓国発祥の調理器具『マルチグリドル』は、シーズニング不要で焦げ付きにくく、お手入れも簡単なのが魅力です。
更には、キャンプだけでなく自宅でも楽しめ幅広い料理ができるため、とても万能性があります。
初心者でも安心して使えるので、あなたも今すぐ手に入れてみませんか?