スーパーの肉でも大丈夫!バーベキュー1人当たりのお肉の量は?

バーべキューに行くときに、どれくらいの量のお肉が必要なの?どんなお肉を持っていけばいいの?
と悩んだ事がある人も多いと思います。
せっかくのバーベキューお肉の量が少なかったり、美味しくなかったりしたら残念すぎますよね・・・
今回はそんな失敗が少しでもなくなるようにお肉の量やバーベキューに人気の部位や焼き方を見ていきたいと思います。

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バーベキュー1人当たりのお肉の量の目安は?

ピーマン
いざバーベキューに行って1番ガッカリするのは“お肉の量が足りない”時です。
正直、私は警戒心が強く卑しいのでお肉は必要以上に用意するタイプなので“肉不足”が発生する事はありません。
ではバーベキューをする時、いったいどれくらいの量のお肉を持っていけばいいのでしょうかと悩んでいる方もいるかと思います。

結果から話しますとバーベキューで必要なお肉の量は“1人当たり200g~250g”で問題ないと思います。
一見すると少なくないかと思われるかもしれませんが、肉以外にも『お米・海鮮類や野菜・焼きそ』も食べるので逆に余ったりすることも多いです。
後は、予算なども考慮して色々なお肉を買うのがいいと思います。

スーパーのお肉で大丈夫?

結論から言うと、スーパーで購入する普通のお肉でも十分に美味しです。
逆に高級なお肉は脂が多く適当に焼いてしまうとお肉が台無しになってしまい思っているほど美味しくなくなったりするものです。
バーベキューの時はなるべくステーキのような大きくカットされている肉を選ぶ方が美味しく食べれます。
もちろん焼肉のようにカットされているとお肉も美味しいですが、肉汁や脂が落ちてパサパサになってしまう事が多く最後の方は全然美味しくなくなるからです。
その点分厚いステーキ肉は旨味や肉汁・脂を閉じ込める事が出来るのでバーベキューのように火加減が難しい時でも美味しく焼けるのです。

オススメ部位は?

オススメの部位は『肩ロース』『リブロース』『サーロイン』が代表的ですが、『ハラミ』『カルビ』『ミスジ』などもオススメです。

●肩ロース(脂やや多い)●
肩ロースも大きくカットされて売っていて、値段もお手頃です。
脂もほどほどにありますが赤身の多い部分になります。柔らかく肉の味をしっかりとわう事が出来ます。
筋が多い部位なので事前に筋に切れ込みを入れておいた方がいいでしょう。
脂が多い部位では網焼きをすると脂が落ちてパサパサになるので初心者には肩ロースはオススメです。

●リブロース(脂かなり多い)●
霜降りになっているのでが赤身と脂の割合が程よくバランスのとれた部位です。
肉質が細かいくて筋が少ないので柔らかく、旨味も強い牛肉でも高級部位の1つです。
スーパーでも大きくカットしたものが売られているので豪快に焼いて食べると美味しいです。

●サーロイン(脂とっても多い)●
ステーキでもおなじみですが、霜降りがたっぷりの部位です。
バーベキューで食べる肉としては霜降りが多く濃厚な味わいですがお値段が少し高めではあります。
焼きすぎて脂が落ちてしまわない様に注意が必要です。

●ミスジ●
希少部位の1つです。
脂のキメがとても細かいので思っているより脂っぽくないのが特徴。
脂も程よく肉質も柔らかいのでとても美味しい部位です。
サーロインでは脂っぽいと感じる人にはオススメです。

●カルビ(バラ)●

脂が多くジューシーなのですが、肉質は少し固い感じではあります。
焼きすぎると固くなり脂も落ちきってしまうので注意が必要な部位です。

●ハラミ●
ハラミは横隔膜と呼ばれる呼吸をするための内臓(ホルモン)になります。
脂も少なく肉質は赤身のような感じでとてもヘルシーです。

お肉を美味しく焼く方法は?

●下準備●

1.お肉を常温に戻しておきましょう!
解凍が不十分であったり、冷蔵庫から出したばかりのお肉は冷えているので熱が均一に通らないです。
必ず焼く前は30分~1時間程度は冷蔵庫から出して常温に戻しておく事はしましょう。

2.・筋切りをする!(肩ロース)
肩ロースは脂と赤身の間に筋が多いので、包丁を使って赤身と脂部分の境目に切れ込みをいれていく。
また、お肉を瓶やハンマー等で叩いて繊維を壊すと焼き上がりが更に柔らかくなります。
(お肉をたたくと平べったくなるので、お肉がモッコリするように形を整えましょう。薄いと肉汁が逃げやすくなるので・・・)
そうする事で肉の縮みを防止すると同時に柔らかい焼き上がりになります。

3.塩は気持ち多めに!
お肉が分厚くなればなるほど両サイドに塩がかからないので食べた時に塩味を感じにくくなってしまいます。
更に、焼いていると塩は落ちるので少し多めに振りかけておきましょう。
また肉汁が奪われるので、塩は焼く直前に振りかけるようにしましょう

4.焼き網に油を塗っておく!
お肉が網に焦げ付かない様に焼き網に油を塗っておきましょう。
スプレータイプのオリーブオイルが手軽でオススメです(※火から離して網にスプレーしましょう!)

●焼き手順●

1.強火で表面を焼く
お肉の旨味や水分を閉じ込めておく為に、強火で表面に焼き目を付けていく。
この時にトングでお肉を持ち上げて、サイド部分も焼きましょう!
焼く時間の目安としては、、『お肉の厚さ×分+10秒~20秒』で焼きます。
1㎝の厚みのステーキなら両面1分ちょい、2㎝の厚みのステーキなら2分ちょいと焦げすぎにならない様に注意しながら焼きましょう。

2.アルミホイルに包んでお肉を休ませる
お肉の表面が焼きあがったらアルミホイルに包みお肉を休ませましょ
この時、炭がない弱火ゾーンの上で5分くらい休ませると余熱でお肉に更に火が入り肉汁が均一になります。グリルからおろしても大丈夫です。

5分休ませたら、お肉の繊維に沿ってカットして完成です。
バラやハラミは焼肉サイズで売られていることが多いので、強火でサッと焼いて食べましょう。
注意として一度に沢山焼くと食べてる間に、グリルに乗っているお肉がどんどん焼けてしまうので少しづつ焼きましょう

●ちょっと一工夫●

お肉をアルミホイルに包む時にローズマリーとスーパーでもらえる牛脂を細かくして一緒に入れておくとより美味しく仕上がります。

お肉が余った時はどうするの?

持って帰るのであれば絶対にクーラーボックスが必要です。
もしクーラーボックスがないのであれば絶対に諦める方がいいと思います。

クーラーボックスがあっても氷がなければ1時間程度を目安にコンビニで氷を購入して持って帰りましょう。
そして、クーラーボックスの水は必ず捨てるようにしましょう。
それでも必ず安全とはいえないので、食べる際には匂いや生焼けには注意はしましょう。

お肉をリメイクするなら・・・
カレーやシチュー・カルビ炒飯・クッパ等がオススメです。

終わりに・・・

いかがでしたでしょうか・・・
高いお肉は確かに美味しいですが、バーべキューではスーパーの安いお肉でも十分に美味しいのです。
お肉にあった焼き方をしなければどんな高いお肉も美味しくなくなります。
ステーキ肉は一見して焼くのが難しそうに見えますが、あんがい簡単に焼けます。何より旨味や肉汁も余すことなく味わえバーべキューでは本当に美味しいのでオススメです。
せっかくのバーべキューなので豪快なステーキ肉を焼いて食べてみてはいかがでしょうか?

 

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