キャンプで寝る時に寝袋があれば大丈夫!・・・なんて思っていませんか?
キャンプ場で寝る時は『地面が冷たかったり地面が石や段差でデコボコになっていたり傾斜がついていたり』と意外と快適な睡眠をとるのが難しいのです。
そうならない為に寝台である“コット”や地面に直接敷く“マット”などのアイテムを使って対策をとります。
色々なマットがありますが、今回はバルブの栓を緩めると自動で空気が入り膨らんでくれるインフレーターマットの寿命や注意点を見ていきたいと思います!
私自身かなりの腰痛持ちであり、腰痛の方にもオススメしているので『腰痛必見!キャンプでのインナーマットの役割!種類とおすすめを紹介』も参考にしてみてください・・・
寿命はあるの?
結論から話すと“インフレーターマットに寿命はあります”
インフレーターマットは中にウレタンがありバルブを開けると自然に空気が入ってきて、しぼんでいたウレタンが膨らんでいく仕組みになっています。
このウレタンは空気中の水分や紫外線などの影響で少しづつ分解されていき、耐久年数は3年~5年程度になります。
しかし、使い方や保管方法によってはもっと早くに劣化してしまう場合もあるので注意して下さい。
パンクに注意!
インフレーターマットはウレタンが入っていますが、空気を吸い込む事でウレタンがさらに膨らみます。
自転車と同様に、尖った石や木の上に敷いて寝ているとマットがパンクして空気が漏れ出てしまいます。
●パンク修理はできるのか?●
自転車と同じように空気が漏れている箇所を特定出来ればパンク修理することもできます。
パンク箇所の特定方法は、膨らませたインフレーターマットを浴槽に沈めて端から丸めていったり、そのまま上に乗って空気を推し寄せていきましょう。
ブクブクと泡が出ているところがパンク箇所です。
(穴がわからなくなるのでパンク箇所は印をつけておきましょう!)
パンク箇所を洗浄し補修シートを張り付けて完了です。
(マットに補修キットが付属していればいいのですが、なければ補修キットを購入して修理しましょう)
●メーカーに問い合わせる!●
自分で修理するの自信がない人は一度メーカーへ問い合わせしてみましょう。
有償で修理してくれるメーカーもあり自分でするより格段にクオリティが高いですよ。
また、スノーピークではアフターサービスが充実していて“無償修理や交換”の神対応をしているので絶対に問い合わせてみましょう!
私たちは、保証書をつけていません。それは、メーカーとして責任をとることは当たり前だと思っているから。壊れたら捨てるのではなく、大事になおしてまた使って欲しい。そんな想いを込めて今日も丁寧に修理にあたっています。
もしも、道具が壊れたらいつでも私たちにお送りください。想いを込めて修理し、皆さまにお戻しいたします。
インフレーターマットは火の粉でも簡単に穴が開いたりするので少々値段は高いですがスノーピーク製品を買っていると後悔は少ないですね。
カビは大丈夫?
インフレーターマットはバルブを緩めると自然に空気が入って膨らむのですが、パンパンにするにはもう一息空気を入れる必要があります。
口から直接息を吹き込む方法もあるのですが、人の吐く息は空気中よりも湿気が多く含まれているのでカビの原因にもなりやすいです。
内部のカビを目視する事が出来ないので、なるべくはマットに付属している空気入れ(スノーピークでは収納ケースが空気入れになります)を使用しましょう。
もしもなければ、別売りで空気入れを購入する事をオススメします。
(空気入れの差込口とマットのバルブの大きさには注意しましょう!)
乾燥はしっかりしよう!
先ほども説明した通り口から息を吹き込んでインフレーターマットを膨らませたら湿気でカビの原因になります。
収納する前に2・3回空気を抜いて入れてを繰り返してバルブの栓を開けた状態でしっかりと乾燥します。
そのあとに完全に空気を抜いて保管しましょう!
また、テント内は暖かく外との寒暖差で結露が発生します。
もちろんインフレーターマットも濡れる訳ですが、これをしっかりと乾燥させずに放置するとマット表面にもカビが発生してしまいます。
見た目には濡れてなくてもしっかりと干して乾燥してから保管しましょう。
永久保証のスノーピークでもカビの除去は難しいとの回答がありました。
終わりに・・・
いかがでしたでしょうか・・・
インフレーターマットはずっと使えるように思いますが、5年程度で寿命が来てしまいます。
さらに、カビやパンクにも注意が必要なので最低限の注意を払いながら少しでも長い間使えるようにしましょう。