バーベキューをする時に主役を飾る食材・・・それは『肉』でしょう!!
いいお肉を用意し炭に火をおこし準備はバッチリ。意気揚々にお肉を焼き始めても『友達との会話に夢中になり気が付けばお肉が真っ黒ではないか!』・・・という経験をした方は多いと思います。炭火の温度は以外に高温であり目を離すとすぐに焦げてしまい折角のお肉が台無しになってしまいます。更にお肉を美味しく焼き上げる温度がありますが、なかなか温度計で測りながら焼いている方は少ないと思います。
しかし、温度計がなくてもある程度の温度を知る方法があります。その方法が『ミシシッピテスト』と呼ばれる測定方法で、知っておくと便利なのでその方法を紹介していきます。
ミシシッピテストとは
この食材は何度で焼くのがいい、あの食材は何度で焼くと美味しいなど色々な情報がありますが、温度計もないのにどうやって温度を測るのか?
そんな時に役立つのがアメリカで考案されたミシシッピテストなのですが、いったいどんな方法かというと・・・簡単に人肌で温度を感じる方法です。
焼き網のより20㎝の所で手をかざして『ワンミシシッピ・トゥミシシッピ・スリーミシシッピ』とカウントしていきます。
『大切なのは焼き網の上20㎝程度の所で手をかざす』事なので、近すぎたり遠すぎたりしないようにしてください。
カウントに対しての温度
ミシシッピテストは『ワンミシシッピ・トゥミシシッピ』と何回言えるかによって温度を計測する方法ですが、日本バーベキュー協会の基準で何カウントで何度程度なのかを紹介していきます。
- 10カウント:140℃以下の低温
- 4~5カウント:170℃~200℃の中温
- 1~3カウント:230℃以上の高温
注意点
先程から説明しているように、かざす手は焼き網より20㎝程度の所でミシシッピをカウントしてください。
しかし、炭火はかなり高温になっていることもあるので火傷をしないよう、また袖口に火がうつらない様にも十分に注意しながら計測するようにしてください!
メジャーがなくても20㎝がわかる?
焼き網から20㎝って言われても都合よくメジャーがあるわけもないですよね・・・
そういう時は身近にある20㎝の程度の物を紹介しておきます。
- 500㎖のペットボトル(約20㎝)
- 千円札の横幅(15㎝)
- 一万円札の横幅(16㎝)
身近な物のサイズを知っているとモノサシがなくても大体の長さがわかるので参考にしてみてください。
終わりに・・・
いかがでしょうか?
ある程度の温度の測定になりますが、簡単に炭火の温度を計測できバーベキューではかなり重宝するテクニックであると思います。
この方法を使い焼き網の温度を弱中強エリアと使い分けて美味しいお肉を美味しく焼いて食べましょう!