焚き火

キャンプに行って焚火をしていると煙が目に入って痛かったり、薪がパチパチッとはねて服や靴に穴が空いた人は多いのではないでしょうか?
もちろん焚火を満喫しているのだからそれくらいのことは仕方がないし、それが嫌なら焚火をするなという話にもなってきますが、昨今の焚火台はめまぐるしい進化を遂げており煙が出にくい焚火台が少しづつ出始めています。そんな中でもウサギのマークが特徴的なDOD(ドッペルギャンガー)から発売されている『めちゃもえファイヤー』も煙が出にく焚火台の1つで今回はこの『めちゃもえファイヤー』を見ていきたいと思います。

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なぜ煙がでない

焚火をしていると煙がでで目に入ると痛くなるのは当然ですが、この焚火台は2次燃焼を起こすことで煙を燃やし極力煙が発生しない構造になっています。

2次燃焼とはなにか?

焚火をする時はまず火床に薪を燃やすと思いますが、その時に燃えている薪が1次燃焼と呼ばれ煙も沢山出てきます。
1次燃焼で発生した煙(可燃性ガス)を焚火台上部で再度、暖められた空気を吹き付けることで煙を燃やします。これを2次燃焼と言います。2次燃焼で煙を燃やすことで煤を軽減し、更には2次燃焼をすることで効率的に火力を上げる事ができます。
2次燃焼が出来る焚火台は火床が深い箱型になっており、側面の壁が2重構造になることによってその隙間に空気を通し暖めながら焚火台上部から放出し煙を燃焼させます。

スペック

使用時サイズ:(約)43㎝×14㎝×24㎝(高さ) 焚火台用テーブル:(約)45㎝×16.5㎝×13㎝(高さ)
収納時サイズ:(約)47㎝×19㎝×25㎝(高さ)

重量:(約)7.7㎏

材質:本体の材質はステンレススチール

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価格

ネットショッピングでは15,000円~17,000円程度になっています。

メリット

①大きい薪も入る

最近の薪は40㎝くらいにまとめられて売られており、大きい薪でも焚火台にスッポリといれれる事ができます。

②後片付けが簡単

2次燃焼のお蔭で燃焼効率が高く薪を燃やしきってくれます。灰は火床からしたの受け皿に落ちていきます。灰の受け皿は引出し式になっており、受け皿をそのまま持って行き灰を捨てる事ができます。

③煙でも目が痛くなりにくい

薪を燃やしていると煙が出てくるのは当然なのですが、煙にはフェノールやアルデヒドなどの成分が含まれています。この成分が含まれている煙が目にはいった刺激で痛みとなり涙がでてきます。焚火台上部で2次燃焼を起こすことにより可燃ガスを含んだ煙を再度燃やします。そうすることで煙が少なくなり嫌な臭いも軽減してくれます。

④デザインが可愛い

DODの特徴的なデザインであるウサギのマークは一目でわかる可愛いデザインになっています。

⑤組み立ての必要がない

この焚火台はコンパクトに折りたたむことができない分、設置をする時に組み立てる手間がないので楽です。

デメリット

①重い

重量が7.7㎏あり焚火台の中でもそこそこ重い部類に入ると思います。女性では少し辛いかもしれません。

②コンパクトに欠ける

焚火台自体を折りたためない構造で、また焚火台スタンドも溶接されており折りたたむことが出来ません。収納する時は焚火台の上にスタンドを重ねて専用ケースに入れて持ち運びます。最近はコンパクトで軽量なタイプが多いなか、あまりコンパクトに持ち運びが出来るとは言えません。

③薪が燃えるのが早い

燃焼効率がいいのでどうしても薪が燃え切るのが早くなってしまいます。

④料理は少しやりにくい

火力が強くなりやすいので料理が焦げたりすることがあるので火力調整が必要です。また、焚火台の幅が狭いので焼き網を置いて皆でバーベキューは難しいと思います。幅的にケトルなどを乗せるくらいは問題はありません。

終わりに・・・

焚火はキャンプでの最大の楽しみだとは思いますが、服にニオイが付いたり煙が目に入って痛くなったりとデメリットな部分もあります。この焚火台はそんなデメリットを解消し、快適な焚火ライフを実現してくれるオススメの焚火台です

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