ストーブ

近年、寒い時期のキャンプに薪ストーブや石油ストーブを持って行くキャンパーさんが多くなっています。薪ストーブは専用のテントが必要になったりと少しハードルが高かったりしますが石油ストーブであれば専用のテントも必要なく気軽に持って行けて家でも使え、更に天板で簡単な料理などもできとても便利なアイテムです。
しかし、ストーブといえば実家にあるような昔ながらのモッサリとしたデザインで石油臭い匂いがするストーブを思い浮かべる方が多いと思いまが、最近ではアウトドアブームもありレトロでお洒落なデザインのストーブも多く販売されています。その中でもやっぱりデザインがかっこいいスノーピークの『グローストーブ』の特徴やスペックを見ていきたいと思います。

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スペック

グローストーブ スペック
●サイズ:38.8Φ×高さ47.4㎝
●重量:(約)5.9㎏
●点火方法:単二型乾電池4
●燃調:灯油
●燃費:0.247ℓ/h
●燃料タンク容量:4.9ℓ
●暖房出力:2.54KW
●燃焼時間:(約)20時間
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特徴

お洒落なデザイン

一昔前のストーブといえば実家で使うようなモッサリとしたデザインの物が多かったですが、最近ではアンティーク感がお洒落感を上げそこにスノーピークと言わんばかりの仕上がっておりカッコイイです。キャンプはもちろんのこと自宅でもお洒落に使えるストーブになっています。

絶妙な大きさ

38.8Φ×47.4㎝とコンパクトとは言えないですがストーブとしては程よい大きさに収まっているのではないでしょうか。ストーブはあまり小さすぎるとパワー不足になると困りますし、何よりも子供が走り回っている時は周りはあまり見えていないもので小さいと視界に入りずらくぶつかってしまう恐れがあります。ですのでそこそこの大きさはあった方は安全面でもいいと思います。

360度暖かい

よく一般家庭で使われるストーブは後ろ側に反射板が付いている四角形の物が多く後ろから暖まることが出来ない様になっています。しかしグローストーブは筒状の形状になっており360度どの場所にいても暖を取ることが出来き、赤熱式ストーブになり遠赤外線効果で暖かいです。また、放射熱が対流する事によりテントや部屋全体を温めてくれます。
そして、暖房出力25.4KWは10畳程度の部屋用(マンションと一軒家では少し差が出てきますが・・・)くらいですがネットレビューでは18畳のリビングでも問題なく使用出来ているとのコメントもあります。

ツイッターを拝借させていただきました。

燃焼時間が長い

燃焼時間が20時間となっています。例えば17時にから使用し始めたとして20時間後は翌日の昼1時まで使用する事が出来ることになります。1泊2日のキャンプなら問題なく使う事ができますし、帰る頃に丁度灯油もなくなり軽くてすむというメリットもあります。

お湯が沸かせる

ストーブのメリットといえば天板で水を沸かすことが出来るということです。ただ、グローストーブの場合は熱が周りに放射されてしまい高火力を必要とする料理には不向きですね。煮込み料理程度は時間をかければできそうですが・・・

耐震自動消火装置がある

グローストーブ本体が揺れると自動消火装置が作動して自動でストーブを止めてくれる機能が備わっており安全面でも◎です。

価格

54,780円(税込)

決して安くはない値段ですが所有欲を掻き立てるデザインを考えると高くはないのかも・・・

 

カーキ色もありますがお値段が少々高くなりますね・・・

65,780円(税込)

後程も出てきますが一酸化炭素チェッカーは持って行きましょう!!!!


収納ケースもあるとキッチリとしまっておけるので便利です。

 

デメリット

保管場所が必要

適度な大きさにまとまっており持ち運びもしやすくなっていますが、やはり小さい物ではないのでオフシーズンなどは保管場所の確保が必要になってきます。またキャンプの際にも車への積載スペースの確保が必要になるので少し頭を悩ますかもしれません・

子供には注意

どのストーブでも言える事ではありますが、子供が触ると火傷をする恐れがあるのでお子様がいる家庭ではストーブ周辺にガード柵をする事をオススメします。

一酸化炭素中毒には注意

ストーブは通常しっかりと燃えていれば一酸化炭素を出すことはありません。しかしストーブは室内の酸素を使い燃えているので長時間使用すると室内の酸素が薄くなり酸素濃度が低くなると不完全燃焼が起こり一酸化炭素が発生してしまいます。ですので30分~1時間に一回は換気をして一酸化炭素を逃がし酸素を取り込むようにしましょう。また一酸化炭素チェッカーは必ず持って行く様にしましょう!!!!!

 

終わりに・・・

冬のキャンプでは焚き火やストーブなどの暖房器具が必須アイテムになります。しかし近年、一酸化炭素中毒による事故も多くなっているのでしっかりと換気や警報アイテムなどで対策をとって暖房器具を使うようにしましょう。

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