ワンちゃん達にとって睡眠は人間よりも大切で、キャンプに連れて行くなら快適な休憩と睡眠が必要です。
昨今はそんなワンちゃん達がストレスなく快適にキャンプの時間をすごせるように犬用のキャンプ道具もいっぱい売っています。
そんなワンちゃんのキャンプ道具の1つである『犬用コット』ですが、中型犬は小型犬や大型犬によって来るワンちゃんもいるのでどんなサイズを買えばいいのか迷っている方もいると思います。
そこで、今回は中型犬用のペットコットを見ていきたいと思います。
目次
中型犬の大きさは?
体重が10㎏~25㎏未満、体高が40㎝~60㎝までを中型犬になるようです。
一般的に“コリー・フレンチブルドッグ・ビーグル・スピッツ・コーギー・甲斐犬・紀州犬など”が中型犬に分類されています。
柴犬は一見すると中型犬に思えるかもしれませんが『公益社団法人 日本犬保存会』で小型犬に分類されています。
中型犬用のコットサイズは?
犬用コットが快適らしい🐶 pic.twitter.com/XIRO7ug0ut
— ハルのオヤジ (@mkouji1007) June 14, 2022
コットを選ぶ時は高さよりも背丈(肩~しっぽの付け根)と体重に注意した方がいいです。
中型犬の背丈は大体40㎝~52㎝程度なのでコットのサイズを選ぶときはプラス20㎝以上の大きさを選ぶようにしたらいいと思います。
また、中型犬でも小柄なワンちゃんであれば体重に注意して小型犬用のコットでも問題ないです。
小型犬用コットはこちらも参考にしてみてください“キャンプで使う犬用コット!小型犬用サイズはどれくらい?”
犬用コットを使うメリットは?
クイックキャンプの大型犬用コットがぴったり過ぎてリンダも気に入ったって。 pic.twitter.com/3tuaJMb8dO
— カルさんと🦮 (@h_cal) April 14, 2022
●汚れない●
キャンプ場は思っているより地面がぬかるんでいたりするので油断しているとすぐに泥だらけになってしまいます。
中型犬クラスになると体を拭いてあげるのも大変になってくるのでコットがあると汚れ防止になり助かります。
●害虫から守る●
屋外なので当然ノミ・ダニ・蚊などがいます。
地面に寝そべっているとノミやダニが寄生する事も少なくないので、コットがあると害虫対策にもなり安心です。
●気温の調整●
ワンちゃんは人間の様に体温調整が上手ではありません。
キャンプ場は場所や季節によれば激しく熱くなる時もありワンちゃんといえども熱中症のリスクがあります。
コットがあると地面との間に隙間を作る事ができ風通りをよくし、地面や床から伝わる地熱の影響を少しでも軽減でき暑さ寒さ対策になります。
●マーキング効果●
ワンちゃんは家族や自分の匂いを感じる事で気持ちを落ち着かしたり、自分の空間があると安心出来ます。
キャンプという慣れない環境のでストレスもかかる事もあると思いますが、自分の匂いがついているキャンプ道具はワンちゃんにとってはとてもリラックスできる場所になると思います。
デメリットはあるの?
●荷物になる●
キャンプの時、持っていく道具の選別に迫られることが少なくないと思います。
もちろんワンちゃん用の道具も小さいわけではなく、物によっては重量もあるので多少の荷物になるのは仕方がないです。
●アレルギーには注意●
人間と同じようにワンちゃんにも“ポリエステルアレルギー”があり、痒みや湿疹がでるので使っている材質には注意して下さい。
●気に入ってもらえない可能性もある●
悲しいかなドッグコットを買ったはいいがワンちゃん次第では気に入ってくれない事もあります。
多くのワンちゃんはすぐにお気に入りのベッドになるようですが、こればっかりは使ってみないとわからないですね。
購入ポイントは?
●価格●
有名メーカーでは1万円を超えてくる物もありますが、個人的には6千円~7千円前後で問題ないとは思っています。
●サイズ●
中型犬はワンちゃんによっては小型犬や大型犬に近くなるので、横幅80㎝~100㎝程度”のコットを選ぶ様にしていたら問題ないと思います。
●座面高●
理想は20㎝前後ですが“高さ30㎝まで”のもの選ぶようにしましょう。
小型犬ほど神経質に考えなくてもいいですが、年齢を重ねた時にコットが高すぎると少し辛い思いをする事もあるのでほどほどの高さがいいです。
●耐荷重●
“耐荷重30㎏”を超えるものが理想です。
中型犬は体重が10㎏~25㎏以下になるので耐荷重もそれなりにあるものを選びましょう。
また、柔らかくタイプはワンちゃんの体重や座面高によって沈み込みすぎるので注意が必要です。
●材質●
安いコットではフレームに木材を使っている事がありますがアルミやステンレスがオススメです。
自宅で使う分には問題ないのですが、アウトドアシーンで使うのであれば木材は腐敗してくるのでやめた方がいいです。
●洗濯の有無●
ワンちゃんが使う物なので絶対に汚れます。
シート部分は取り外して洗濯できるものを選び定期的に洗濯してあげる事が理想的です。
●折り畳みが出来るのか●
キャンプの時は荷物がかさばるのでコンパクトに収納できる方がいいです。
更に、設置のさいもフレーム部分は広げるだけの簡単設計であれば利便性が高く快適に使えます。
●アレルギー●
ポリエステルなど、使っている素材によってはアレルギーが出る事もあるので注意してください。
中型犬にオススメのコット2選!
- 使用時サイズ:77㎝×77㎝×30㎝
収納時サイズ:82㎝×19㎝×12㎝ - 重量:3㎏
- 耐荷重:20㎏以下
- 価格:7,290円
ワンタッチで設営でき便利ですが、座面高が30㎝あるので少し高さはあります。
また、耐荷重が20㎏なので、ワンちゃんによってはワンサイズ大きいタイプを選びましょう。
- 使用時サイズ:107㎝×61㎝×20㎝
収納時サイズ:(約)64㎝×50㎝×12㎝ - 重量:不明
- 耐荷重:50㎏
- 価格:6,880円
二つに折り畳むタイプのコットになります。
サイズ的には大型犬用になり、収納サイズが大きくなるので少し持ち運ぶ時に荷物になる。
終わりに・・・
いかがでしたでしょうか・・・
中型犬用はワンちゃんによっては小型犬に近いサイズや大型犬に近くなるサイズと様々です。
コットのサイズは80㎝程度あれば大体のワンちゃんは問題ないので耐荷重をオーバーしないように注意して購入して下さい。