出典:写真AC
キャンプに行った時に何が楽しみですか?
人によっては皆で焚き火をしたり、キャンプで作るご飯を楽しんだり、はたまた1人でまったりとした時間を過ごしたりと人それそれキャンプの楽しみ方は違いどれもキャンプの醍醐味であると思います。
しかし、何気に大切なのが睡眠です!
キャンプ場での睡眠は山間部という事もあり想像以上に寒く、地面がデコボコでなかなか快適な睡眠をとる事は難しいです。しかしながら最近はテント内で暖をとれるグッズや、いいインフレーターマットやXPE素材のマットが販売され野外でも快適に眠れるようにはなっています。
では、わざわざコットを買ってまで使わなくてもいいのではないの?
・・・と思うかもしれませんが、コットにはマットにはない便利で快適な機能があるので紹介していきます。
目次
コットとは
そもそもコットとは海外では『ベビーベッド』や『簡易式ベッド』の事を指しキャンプのベッドとして使用するコットとは意味が違い少しビックリします。では本来キャンプで使う簡易式のベッドの事を何と呼ぶのかというと、海外ではキャンピング・コット等と呼ばれていて、日本のキャンプで使われているのもキャンピング・コットという事になります。
コットを使用するメリット
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キャンプで使用するマットはインフレーターマットやエアーマット等色々ありますが、コットを使用するメリットは何なのか?
地面の凹凸に強い
最近のキャンプ場は比較的しっかりと整備されている所も多くなってきていますが、それでもやはり地面の凹凸や石を完全に取り除くことはできません。そんな凹凸が激しいキャンプでもコットがあると快適に睡眠を確保する事が出来ます。
地熱の影響を受けにくい
キャンプというものは季節の影響をもろに受けやすく、とりわけ睡眠に大きく影響してしまいます。
夏は地面が熱くなっておりその熱から回避する事ができ、更には少しでも地面より高い場所で寝る事で風通しも良くなります。
冬のキャンプはさらに過酷で、地面の底冷えが半端ではありません。もちろんコットを使用すると底冷えから回避でき快適な睡眠をとる事ができます・・・と言いたいですが、冬はコットを使用しても下に寒いくうk少し寒いのが現実です。付属アイテムとしてブランケットやウレタンマットを引いて睡眠をとるほうがいいでしょう。
荷物置きや椅子に早変わり
ハイコットスタイルは、地面の状態に左右されずに眠れるほか、日中はベンチや荷物置きとしても活躍します💪🏻
また、コット内部には背中やお尻の冷えを軽減できる簡易フォームを内蔵。
さらに #ソトネノサソイ(別売り)等のマットを入れれば、寝心地や底冷え防止効果を高めることが可能です😌😌 pic.twitter.com/j9HxsLoELW— DOD【公式】 (@dod_camp) September 18, 2020
コットは寝るだけにあらず・・・地面が濡れていてもいざとなれば荷物置き場にもなり、バーベキューでも2人程度が座れるベンチの役割もしてくれます。
コットのデメリット
値段が高い!
インフレーターマットやウレタンマットと違いコットは骨組みがありしっかりとした構造をしています。その分、値段も上がってしまします。安い物では4,000円から高い物では15,000円と様々ですがやはり高い物になれば作りもシッカリとしており重量も軽い物が多いです。
重い!
やはりマットに比べて重量が重くなるのは構造上しかたないですね。
組み立てがやや面倒!
人によっては全然面倒なレベルではないかもしれませんが、やはりウレタンマットやインフレーターマットみたいに広げて完了に比べると簡単でも組み立て作業がある分、手間はかかります。
寝返りがしずらい!
横幅が70㎝程度とあまり広くなく、地面の上で寝るよりは寝返り動作には制限があります。更に腰痛持ちの方はコットで寝ると安定感がなく体が緊張してしまい、朝起きると腰が痛くなることもあるので腰痛のある方は少し注意していてください。
ハイタイプとロータイプの2種類ある
文字通り座面高の違いです。ハイタイプは高さが大体30㎝~40㎝、ロータイプは高さ20㎝程度のコットです。この2つのタイプにはそれぞれ特徴があります。
ハイタイプ
ロータイプ
小さいテントでも使用が出来る:ハイタイプはサイズ的に小さいテントで使用できない物が多いですが、ロータイプは小さいテントで使える物が多いです。
軽量・収納サイズが小さい:ハイタイプに比べてフレームが少なく収納もコンパクトになり、重量も軽くなります。
地面の影響を受けやすい:もちろん座面高が低いため少し長い草があると影響を受けたり、虫が上ってきやすいです。
立ち上がりにくい:座面高が低いので立ち上がりは少し辛いです。
地熱の影響を受けやすい:地面と近くなるためどうしても地面の熱影響を受けやすいです。
収納が出来ない:キャンプは荷物が多くなりがちですが、座面が低いため下に荷物を入れておく事が出来ません。
迷ったら2WAYタイプがオススメ
コットを購入する時にロータイプかハイタイプに迷ったら高さを変えて使用できる2WAYタイプがオススメ!