コールマン レイチェア

キャンプやバーベキューで使う椅子といっても最近はホントに色々なタイプの椅子が売られていて、どれを買えばいいのか悩む事が多いと思います。
ましてや、腰痛の方は座ってみた感じが楽でも、長時間座っていたりすると腰痛が酷くなるケースもあり椅子選びには慎重にならないといけません。
しかし、腰痛でも色々なタイプがありそれぞれに合う合わない椅子があると思うので、必ず全ての腰痛の方に当てはまらないとは思うので1つの参考にしていただけたら幸いです。

最近は『ロースタイル』のアウトドアスタイルが流行りですが、このロースタイルは腰への負担が大きいためオススメはできません。ですから『ハイスタイル』でのチェアを中心に考えていきます。
腰痛にオススメの椅子は『腰痛必見!アウトドアで楽チン・コスパ最強ハイバックチェアー!!』で紹介していますが、今回は私も使用している『コールマン レイチェア』について見ていきたいと思います。

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腰痛の原因

腰痛の原因の大多数が『腸腰筋』と呼ばれる腰から太腿の骨である大腿骨についている筋肉のこむら返りです。
この筋肉は股関節を曲げる筋肉で、股関節を曲げた状態が長いと筋肉の循環が悪くなり凝り固まってしまいます。そんな柔軟性のなくなった筋肉で体を急に動かすと、筋肉は逆に縮めてしまうことになります。
つまり、股関節を深く曲げた状態で座る椅子は避けた方がいいという事です。

腰痛の方には避けた方がいいのが座面の低い椅子であったり、座った時にお尻より膝の位置が高くなるような椅子は避けた方が無難です。

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レイチェアのスペック

使用時サイズ:(約)61㎝×70㎝×98㎝

収納時サイズ:(約)25㎝×15㎝×89㎝

重量:3.7㎏

座面高(地面から座る所までの高さ):42㎝

ここからはコールマン『レイチェア』の良い所と悪い所を見ていきましょう・・・

価格が安い

定価は9,980円(税込)ですがネットショッピングやアウトドアショップなどのキャンペーン時は8,000円程度で購入出来る時があるのでこまめにチェックすることをオススメします。(ちなみに私は某スポーツショップで7,500程度で購入しました)
3段階リクライニング機能や耐久性を考えるとコストパフォーマンスはとても高いと思います。

設置が簡単

肘置きを両サイドに開き、背面にある黒色のバーを下に押し込んでロックして設置は完了です!

簡単に設置できるというのは案外バカにはできません。
バーベキューやキャンプをする時には色々な物を用意しないといけませんし、小雨が降っていたり猛暑などの時には少しでも設置が楽な方がほんとに便利です。

3段階のリクライニング機能

アウトドアチェアで意外にない機能がこの『リクライニング機能』です。しかも3段階の調整が可能になっています。
腰痛の方にオススメな理由がこのリクライニング機能です。先程も言いましたが、腰痛は腸腰筋が凝り固まって起こりますが、股関節を深く曲げて長時間座っていると筋肉が緊張してしまいますが背もたれを倒す事によって股関節の曲がりが浅くなり腸腰筋が伸び腰の負担が減ります。
そして、こまめに3段階に調整できるリクライニングの角度をこまめに変えることにより、腸腰筋の負担のかかる場所をこまめに変えることになり腰の負担を減らします。

 

リクライニングのやり方は簡単、座りながら肘置きを少し上に持ち上げます。

持ち上げた肘置きを前後にスライドさせることによりリクライニングの角度を調整できるようになっています。

動画も貼っておきます!

ハイバックの背もたれ

ハイバックの背もたれは頭までしっかりと持たれかける事ができ非常にリラックスできます。意外かもしれませんがこれは腰痛には結構大切なことです。
頭をあずけれるということは頸から腰にかけ全体がリラックスすることで引いては腰の負担を減らすことになります。更に、リクライニングを一番下げると横になってるかの如く寝てしまうくらいリラックスできます。(これはほんとにオススメです。我が家ではテレビを見る時に使用するくらいです)

木製の肘置き

まぁ、これは見た目と肌触りの問題だけですが、アルミ製の物などは冬などは冷たく感じる事が多いです。
その点、木製であることにより肌の当たりも滑らかになります。

シッカリした作り

頑丈なポリエステル生地により座った時にお尻の沈み込みが少なくしっかりと体をあずける事ができリラックスできます。
お尻の沈み込みが大きいタイプはすっぽり入って楽ではあるのですが余計な力が入って長時間座っていると腰に負担がかかってしまいます。(お洒落なカフェでフカフカのソファで長時間座っていると腰痛の方は腰が痛くなるのと同じです)

レイチェアのデメリット

ここまでは良い所をピックアップをしてきましたが、もちろんもう少しだな・・・と思う所もあるのでデメリットもピックアップしていきたいと思います。

①収納時サイズが大きい
最近は骨組み部分を取り外して折り畳みができるポータブルチェアがありますが、そおいったタイプのチェアに比べると少々大きいのが難点です。

②テーブルでの作業が少し苦しい
『レイチェア』は前方の脚2本が後方の脚2本より若干高くなっており膝が少し上がってしまいます。前かがみになってテーブル作業をする時はお腹が少しつっかえる形になり苦しく感じる事があります。腰痛はお尻より膝が高くなるとダメと言ってきましたが、リクライニングを調整することで負担のかかる場所を変える事ができ、またリクライニングを1番下げるとリラックス効果は抜群です。
お腹がつっかえる対処法はまた後日、改造編をアップする予定です。

終わりに・・・

腰痛の方はほんとうに目に見えない色々な苦労があり、そして様々な制限があります。
レイチェア以外にも良いチェアは沢山ありますが、これほどの機能を見た時にこの価格は凄まじくコストパフォーマンスは高いので本当にオススメです!

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