ゆるキャン△道具シリーズですが、今回は志摩リンが愛用しているシュラフ『deuter(ドイター) スターゲイザー-10』ですが、さすがはゆるキャン△と呼ぶに相応しく作中では一般的に人気の道具が出てくる一方で少し変化球的な商品が出てきたりします。その中でも今回のシュラフはめちゃくちゃマニアックというわけではありませんが、最近は人気アウトドアブランドが多く出回るなかであまり知らない方も多いのではないでしょうか・・・
しかし、志摩リンが愛用しているのであればいいものに違いはない!!
ということで『スターゲイザー-10」を見ていきたいと思います。
ドイター(deuter)とは
寝袋(ドイツ語でシュラフ)といえばナンガやイスカやモンベルなどのメーカーを思い浮かべる方が多くドイターというブランドが真っさきに思い浮かぶ方は少ないと思います。
ではドイターとは・・・
1980年代後半に郵便局員が使う袋を製造していた会社です。それから1930年に背中の蒸れを軽減するバックパックを販売しその後も様々なバックパックを開発販売し1971年にはドイツで1番のバックパックメーカーに躍り出ます。つまりドイターとはバックパックをメインで開発する会社です。寝袋を開発したのは1995年頃でまだまだ歴史としては浅い方にはなると思いますが技術力は確かな会社ではあるようです。
スペック
使用サイズ:205㎝×85㎝×55㎝
収納時サイズ:40㎝×21㎝×48㎝
重量:本体2.33㎏
使用温度:(約)男性-10℃ 女性-3.5℃
中綿量:1300g(ハイロフトホローファイバー)
インナー生地:ソフトポリエステルマイクロファイバー
アウター生地:ナイロンタフタ+ナイロンオックスフォード
特徴
スターゲイザー-10はマミー型の寝袋になっております。マミー型とはミイラ(マミー)の形に似ていることからつけられています。マミー型の寝袋は形状的に自由度が少ないですが無駄な隙間が生まれにくくなっていて温もりを逃がしにくいという特徴があり寒い季節にはピッタリです。
中綿で使用されているホローファイバーとは線維がマカロニのような構造になっており軽量を実現しており防寒性能や耐久性にも優れています。
またインナー生地はソフトポリエステルマイクロファイバーが使用されております。マイクロファイバーといわれるとタオルのイメージが強いかもしれませんがフリース生地といわれるものもマイクロファイバーなのです。ですから肌触りとしては気持ちがイイと思います。
またセンタージッパーになっており中にはスマホなどを収納しておけるポケットも装備されています。センタージッパーは狭い範囲でも開閉しやすいようになっており完全に開くと1枚のマットのようにしようすることもできます。また暑い季節は足元だけを開放し足を出しながら寝ることもでき靴を履いて歩くことも可能です。(歩く際は転倒に注意)
使用温度は-10℃となっておりますが本当に-10℃の環境で使うより3~5度高めの気温で使う方が無難かと思います。
そんなスターゲイザー-10ですが現在は廃盤になっており正規で購入は出来なくなっているのが残念です。後継モデルとしてあるのが『スターキャッチャー』ではないでしょうか・・・
価格
現在は廃盤となっているためお店やネットショッピングでの購入は出来ませんが、オークションやメルカリなどでは時々出品されており購入は可能になっています。
落札金額的には6000円~8000円程度で入手出来ているようです。
終わりに・・・
さすがゆるキャン△に出てくる道具とあってなかなかコアですよね・・・それだけに収集欲がでてくるから困りますが廃盤になっているので中古のスターゲイザー-10か後継?のスターキャッチャーを購入するかですが、後継のスターキャッチャーは脚だけでなく両手も出せるようになっており寝袋にくるまりながら手足を出して椅子に座り暖かい珈琲などが飲めたりして大変便利になっています。