漫画『ゆるキャン△』に出てくる道具は実際に販売されている物で、キャラクターによってなかなか個性的な道具が使われています。
主人公である『各務原なでしこ』は高校生になりキャンプの魅力をしり、在校する高校の『野外活動サークル』に入部します。(通称:野クルと呼ばれ、メンバーがなでしこを含め3人しかいないため部としては認められていない)
野クルメンバーは高校生であるためお金に余裕もなく、ネットなどで安いアウトドア道具を揃えながらキャンプをしていきます。ある時メンバーで隣町にあるアウトドアショップ『カリブー』に行くことになり、各務原なでしこは初めて見たルミエールランタンに一目惚れをしてしまいます。しかし高校生である各務原なでしこにはルミエールランタンは高額で泣く泣く諦めます。その後、バイトを始め初任給で念願のルミエールランタンとお姉さんである桜さんにハンディカイロを購入することになります。(ハンディカイロについてはゆるキャン△道具シリーズ!『ハンディカイロ』冬キャンプ必須アイテム!で紹介しています)
それでは、各務原なでしこの心を掴んだルミエールランタンを詳しく紹介していきます。

スポンサーリンク

ルミエールランタンとは

この投稿をInstagramで見る

 

よーすけ(@y0rsk)がシェアした投稿


ランタンとは手で持って運べるランプであり、昔でいうところのたいまつの様に使う照明器具のことです。
その中でもルミエールランタンとは、コールマン(coleman)から発売されているガスランタンであり、テント内や暗闇を照らす光量はなく、暗い室内やテント内などでユラユラと揺れる炎の揺らめきを作り出してくれます。(室内での長時間の使用は一酸化炭素中毒の恐れもあり十分な換気は必要です
コールマンから発売されているルミエールランタンは長い円柱状のガラス細工のような形をしておりアンティークな風合いが炎の揺らめきとマッチしてとてもマッタリとした雰囲気のある空間を演出してくれます。

またLEDランタンでは必要ありませんが、ガスランタンを使用する時にはマントル(燃やすことで発光してくれる)と呼ばれる物がついており定期的な交換が必要になっています。
しかしコールマンのルミエールランタンはマントルを必要とせず炎の揺らめきを楽しめるのも特徴です。

スペック

大きさ:約7.3㎝×6㎝×18.3㎝

重量:約210g

市販のOD缶を使用し燃焼時間も230gのガス缶を使用で28時間~38時間程度は燃焼可能になっているようです。

スポンサーリンク

使い方

➀まずは付属のケースからルミエールランタンを取り出し市販のOD缶に取り付けます。この時に丸いツマミ(器具栓ツマミと呼ばれるガス栓)を右周り(-側)にしっかり閉めてから取り付けます。(くれぐれもガラス部分(ホヤ)を強く握って取り付けないようにしてください・・・)

②装着後に丸いツマミを左回し(+側)でガスを開放する(この時にガスは全開にしない方がいい

③後面にある炎を調整するレバーがついているので左いっぱいに寄せます(左は弱になっている

④炎調整レバーを左に寄せると右に隙間が出来るので、その隙間から着火します(チャッカマンのように先が長い物がオススメです

着火後は炎調整レバーと器具栓ツマミで炎の強弱を調整して好みの光量にしていきます。

明るさ

ルミエールランタンはキャンドルのように炎の揺らめきを見てムードを楽しむもので、決して部屋全体を明るくし快適に過ごすくらいの明るさはありません
部屋やテントの室内を明るくする目的であるなら絶対にガスランタンやLEDランタンを使用することが望ましいです。
ルミエールランタンの明るさはロウソクが少し強くなったくらいを想像しておいてください。

この投稿をInstagramで見る

 

岡本 良一(@9arms9)がシェアした投稿

値段

ネットショッピングであれば4000円台前半~5000円台が多くなっております。

割れやすいので注意!

ガラス製品になっており、ガラス部分(ホヤ)を持って取付をすると割れる恐れがあり、また持ち運びの際にもあまりガタガタさせてしまったり上に重量物を置かない様に注意が必要です。もし割れてしまってもホヤ部分は交換用の商品が販売されています。

ホヤ部分の交換方法

ホヤ部分の取り外し方ですが、ホヤ部分は金色の本体の所から出ている針金のような物で引っ掛けて固定しておりユックリと引き抜くと取り外す事が可能です。
この時に硝子の破損部分で手を切らない様に軍手やゴム手袋を着用して交換するようにしましょう。

交換用のホヤは3000円程度で販売されております。

インディゴレーベルとは

 

この投稿をInstagramで見る

 

SHIORI○▲◻︎(@shiiiii_i_)がシェアした投稿


ルミエールランタンにはホヤ部分がお洒落に細工されているインディゴレーベルと呼ばれる物があります。値段は通常のルミエールランタンより2000円程度高くなっておりますが、普通のルミエールランタンよりもお洒落度は格段にアップするのは間違いありません。またコールマンの公式サイトではインディゴレーベルのグローブ(ホヤ部分)も3300円で販売されているので、普通のルミエールランタンが破損して交換する時に気分を変えるのもありだと思います。

オプション品

ルミエールランタンは先ほどのインディゴレーベルでもあるようにお洒落に見せるように工夫されている商品もあり、さらにガス缶にカバーをつけることでさらにお洒落に見せることができるのでオススメです。


終わりに・・・

ルミエールランタンはお手軽に炎の揺らめきを楽しむ事が出来るうえにインテリアとしてもお洒落に飾ることもできます。
キャンプにはもちろんですが、自宅でも家族の誕生日などにも使えたりするのでいい商品であると思います。

スポンサーリンク
Pocket