ケトル

ケトル

『キャンプで飲む珈琲は美味しいなぁ』と思っているのは私だけではないと思います。
珈琲を飲む時にはクッカーやケトル(ヤカン)を使って“お湯”を沸かしますよね?
ですがクッカーやケトルは案外かさばって荷物になるので持ち運びが少し面倒なのも事実としてあります。
でも、世の中便利な物があり“折り畳みが出来るシリコンケトル”があるのです。
しかし、キャンプでは“熱源は直火”になり、更に“シリコンケトルは多少匂いがあり”気になる事もあります。
今回は直火でも行ける“折り畳みシリコンケトル”や、その匂い対策もを見ていきましょう。

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直火が出来るオススメのシリコン鍋!

折り畳みシリコンケトルは結構種類がありますが、3点ピックアップします。

●SWAG GEAR クラッシュケトル●

 

スペック

使用時サイズ:15.5㎝×15.5㎝×高さ11㎝
収納時サイズ:15.5㎝×15.5㎝×高さ4.5㎝

重量:270g

材質:シリコン・ステンレス

容量:1ℓ

耐熱温度:800℃

価格:(約)3,600円程度

焚き火・IHでの使用はNG”です。
バーナーなどの直火はOK”ですが、あまり高火力で使用するとシリコン部分が溶ける恐れもあるので“火力には注意が必要”ですね。
見た目もお洒落で、折り畳むと厚さが4.5㎝程度にまでなるので持ち運びや保管場所に困る事も少ないと思います。
また、“シリコン特有の匂いもあまりない”との意見が多いのも嬉しいポイントです。
容量1ℓ”ありますが、大勢でお鍋を作って食べるには少し物足りない大きさで、ソロキャンプでの一人鍋やラーメンを作って食べる程度です。

まぁ商品名にも“ケトル”と書いてあるようにお湯を沸かす事が大前提ではないでしょうか

●SEA TO SUMMIT X-ポットケトル1.3L●

 

スペック

使用時サイズ:15.5㎝×15.5㎝×高さ9㎝
収納時サイズ:15.5㎝×15.5㎝×高さ3.5㎝

重量:186g

材質:シリコン・アルミニウム

容量:1.3ℓ

耐熱温度:-40℃~180℃

価格:(約)6,000円程度

こちらも炎がシリコン部分まで回りこむ“焚き火や高火力での使用はNG”です。
しかし、少々値段は高いですが、“X-ポットケトル1.3Lがオススメ”です。
理由としては、容量が多いにもかかわらずコンパクトです。
それでありながら底面部分がアルミ素材なので熱伝導率が早いのもポイントです。

●predolo 折り畳みシリコンケトル●

 

タイトルが入ります。

使用時サイズ:15㎝×15㎝×高さ9.5㎝
収納時サイズ:15㎝×15㎝×(約)高さ4.5㎝

重量:不明

材質:シリコン・ステンレス

容量:1ℓ

耐熱温度:不明

価格:(約)1,800円程度

安価で売られていますが、それほど悪い感想もないのでお試しで買ってみてもいいかもですね。

シリコンケトルのメリットは?

●コンパクトになる●

蛇腹構造になっているのでコンパクトに折り畳む事が出来ます。
ケトルの最大の弱点である“かさばる”という点を克服し、持ち運びのストレスも大きく軽減しています。

●軽い●

もちろんシリコン素材なのでとても軽量です。
ステンレスやアルミ素材のケトルでも軽いのですが、シリコン素材であっても重量が“100g~300g以”と軽量です。
軽量・コンパクト”というワードはソロキャンプではかなり重要なポイントですよね。

●柔軟性がある●

『柔らかいからどうしたの?』と思いますよね。
鉄製のケトルであれば落としたりぶつけたりすると凹んだり傷がつく場合もあります。
また、道具同士がぶつかってガチャガチャうるさいのも結構耳障りじゃないですか?
しかし、シリコン製であれば“落とした衝撃も問題なくガチャガチャと音がする事も少ない”です。

●お洒落●

鉄製ケトルは無骨感があり使い込んでいるうちに味が出てカッコイイですよね。
シリコン製では無骨なカッコよさはないにしても“可愛くてお洒落”な見た目になっていると思います。

デメリットはあるの?

●価格が高い●

安価な商品もありますが、全体的に折り畳みシリコンケトルは高いですね。
でも、火を使い口に入れる物なのでそこそこ高額でも致し方ないとは思います。

●焚き火はNG●

直火が可能ですが、火力調整が難しい焚き火での使用はシリコン部分に火があたる事で変形や溶けてしまう恐れがあるので避けた方がいいでしょう。
もちろん、“バーナーでもシリコン部分に火があたるような高火力での使用は溶ける原因になる”ので注意が必要ですね。

●臭いがする●

シリコン硬化剤が使われています。
この“硬化剤がシリコンの独特な臭いをだす原因”になってしまっているのです。
更に“シリコンは料理の香りが移りやすい特徴もある”ので、前に入れていた料理の匂いがする場合もあります。

●畳む時に注意が必要●

シリコンケトルの底はアルミやステンレスになっているので、“熱いうちに畳もうとするとうっかり火傷をする”のでくれぐれも注意して下さい。

シリコンの匂いと対策!

 

シリコンはもともと独特な臭いがあり、また料理の香りが移りやすい特徴があります。
この臭いを苦手にしている方もいると思うので、簡単な対策を紹介していきたいと思います。

●重曹と酢を使う●

まずはシリコンケトルを中性洗剤でしっかりと洗いましょう。
次に、“1ℓのお湯に重曹(大さじ一杯)と酢(大さじ一杯)”を入れて2~3時間漬け置きする。

簡単に臭いを取ることが出来きます。
でも、ラーメンなど食事にシリコンケトルを使ってしまうと料理の匂いが移るので気になる方は小まめにするようにしましょう。

終わりに・・・

いかがでしたでしょうか・・・
折り畳みシリコンケトルはコンパクトで軽量というキャンプに大切なワードをしっかりと満たしている商品であると思います。
無骨感は欠いてしまいすが、その分見た目は可愛い感じになっているのではないでしょうか。
自宅のコンロでも使えるので利便性は高い一品でオススメです。

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