よしっ、キャンプを始めよう!・・・と思っても、キャンプをしに行くと食材・薪・施設使用料・交通費など様々な費用がかかり更に、キャンプ道具というのは必要道具が多く値段が高いので断念された方も多いくいると思います。実際に1回キャンプに行くと結構お金はかかってしまいますが、ここではソロキャンプに行くために最低限の道具一式のおおよその金額や、お安くキャンプを試す方法を紹介していきたいと思います。
キャンプ道具はなぜ高い?
アウトドアショップに行ってキャンプ道具を見てみるとどれもこれも高価な物が多いですよね。ではなぜそんなにキャンプ道具は高いのでしょうか?
一つ目は、本来テントは遊牧民が住居として使っていたり、軍隊が一時避難や休憩・野営をする場所、登山者の寝床であったりするのが一般的でした。つまり本来のテントは劣悪な環境で使用される事が当然であり、簡易的なテントでは命に危険が及ぶのです。ですから命を守るために最低限の機能(耐久性・防水性)を要する物となると必然的に金額も高くなってしまうというわけです。最近では登山はもちろんですが、ソロや家族でのキャンプなどが中心に使用される事が多くなってきており求められる機能(軽量・コンパクト)も増えており価格も高くなっています。
二つ目に、ブランド力です。でも単にブランドの名前だけが一人歩きしている訳ではなく、先程も述べた通り本来テントは命を守る為にもあるのです。有名メーカーは高いのが一般的ですがそれだけしっかりと開発された商品で品質・安全性・耐久力が高く信頼性があるということでもあります。高いブランドでもエントリーモデル(入門)やハイスエンドモデル(高品質)の物まで様々用意されていて、使用している材質や裁縫などのテントのスペックの違いによりクラス分けもされ金額も幅広くなっています。それでも格安キャンプ道具に比べれば割高感は否めないですが、アウトドアで使う道具であれば必要最低限の安全性や耐久力がないとすぐに壊れてしまいますし、更には補償もあるメーカーが多いので高い訳にはそれなりの理由があります。
ソロキャンプに必要な道具一式
一人で行くソロキャンプでの道具一式をピックアップしていきたいと思います。
まずは、比較的価格が高いですが品質も良く補償もしっかりしているスノーピークを中心に揃えてみました。(※注意として、紹介している道具以外にも必要に応じてクーラーボックスやタープなど必ず必要でないものや食材・薪等は省いております)
- テント:スノーピーク/アメニティードームS ¥35,200
- チェア:スノーピーク/ローチェア30 ¥18,700
- 寝袋:スノーピーク/SSシングル(春秋用) ¥6,028
- マット:スノーピーク/キャンピングマット2.5W ¥28,600
- テーブル:スノーピーク/オゼンライト ¥5,720
- ランタン:スノーピーク/HOME&CAMPランタン ¥15,378
- 焚き火台:スノーピーク/焚き火台S ¥9,900
- トング:スノーピーク/火ばさみ ¥2,200
- 調理器具:スノーピーク/トレック1400 ¥3,300
合計金額:125,026円
・・・高いですよね。
これはブランド力の高いスノーピークで揃えた金額ですが、次はメーカーもバラバラである程度価格を抑えた商品で揃えてみましょう。
スノーピークと違いネットショッピングで割引されている事が多いので価格のズレはあります。
- テント:コールマン/ツーリングドームST ¥13,200
- チェア:コールマン/レイチェア ¥9,000
- 寝袋:ロゴス/丸洗いシュラフ(春秋用) ¥5,000
- マット:コールマン/キャンパーインフレーターマット ¥6,000
- テーブル:キャプテンスタッグ/アルミローテーブル ¥2,500
- ランタン:ベアボーンズ/ビーコンライト ¥4,500
- 焚き火台:ユニフレーム/ファイアグリル ¥7,500
- トング:キャプテンスタッグ/ウッドグリップ ¥1,000
- 調理器具:キャプテンスタッグ/アルミクッカーセット ¥2,700
合計金額:51,400円
少し現実感が湧いてくる値段になってきましたが、いざ道具を集めてもキャンプを継続するとは限らないですし、気軽に始めるには少し高いような気もします。
勿論、メーカーにこだわりがなければもっと安くで揃えれるとは思いますが、ある程度信頼のあるメーカーで揃えるならこのあたりではないでしょうか・・・
ソロキャンプ1泊2日に必要な金額
先程ピックアップした道具以外にも食材・調味料・お箸・薪・交通費・施設料・入浴代など細々した物が必要になってきます。
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- 食費:5,000円(3食として計算し、使用する食材によってはもう少し値段は上がります)
- サイト使用料:500円~5,000円程度(場所によってまちまち、平均的には3,000円あたりではないでしょうか)
- 入浴代:500円程度
- 薪:2,500円程度(焚き火5時間~6時間程度で10㎏の薪を使用)
- 合計:11,000円となっており道具以外でもそれなりにお金はかかってしまいますね。
バーナーであったりトイレットペーパーや救急セットや雨具など持って行った方がいい物はまだまだありますが、ここでは必要最低限だけをピックアップしてます!
レンタル道具でキャンプをしよう!
『いざ高いキャンプ道具を買っても続くかわからない』と思ってキャンプに行けない方も多いのではないでしょうか?
そんな方にはキャンプ道具をレンタルしている会社があります。ソロキャンプ~ファミリーキャンプ・季節に合わせた様々なアイテムがそろっており、購入に踏み切れない方は一度レンタルでキャンプを楽しまれてみてはどうでしょう。レンタル会社についてはこちらを参考にしてみて下さい。『キャンプ用品レンタル『hinata レンタル』の口コミやキャンセル料にクーポン情報は?』
安いなキャンプ道具ブランド
キャンプ道具にこだわりがある方は高いメーカーで揃えたりしますが、初心者では高額なこともありなかなかそうはいきません。そこでオススメする信頼性もありお手頃なキャンプ道具メーカーを紹介します。
- コールマン(coleman)
- キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
- キャンパーズコレクション(YAMAZEN)
- フィールドア(FIEL DOOR)
- D・O・D
- WAQ(ワック)
終わりに・・・
いかがでしたでしょうか・・・
昨今、キャンプブームで物凄い盛り上がりをみせておりますが、キャンプ道具はなかなか高額であり一式揃えるとなると結構な金額になってしまいます。始めはレンタルなどで試してから自分に合ったスタイルのキャンプ道具を集めていってはいかがでしょう。