SOTO ST-310

SOTO ST-310
キャンプやバーベキューではカセットコンロを持っていき色んな調理をしたりお湯を沸かしたりすることがあるかと思いますが、「おもいのほか荷物がかさばり携帯性にかけるなぁ・・・」と思われた方も多いと思います。
そういう方におすすめなのがコンパクトなシングルバーナーです。シングルバーナーは色々なメーカーから様々な形の物が発売されておりますが、私が特にオススメしたいのはアニメ『ゆるキャン△』でも出てきた『SOTO ST-310』です。カセットコンロと比べると色々なメリット・デメリットが出てくるので紹介をしていきたいと思います。

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SOTOとは

愛知県豊川市にある創立53年に立ち上がった『新富士バーナー株式会社』と呼ばれる会社であり、主にアウトドア用のバーナーやランタンなどを製造・販売をしています。
アウトドアなどをあまりしないかたには少しピンときにくいメーカーではあると思います。アウトドアで使用するガスバーナーやボンベは海外のメーカーが多いですが『SOTO』は日本メーカーでありメイド・イン・ジャパンにこだわりのある方には安心です。
有名なものでは『ポケットトーチ』と呼ばれるものがあり、使い捨てライターをトーチに入れるだけで簡単に使い捨てライターがバーナーのようになる商品で、この商品をきっかけに世の中に広く知られるようになってきました。漫画『ゆるキャン△』ではこそっと出てきているギアです。

SOTO ST-310 特徴と基本スペック


・大きさ
使用時サイズ:約16㎝×14㎝×11㎝
収納時サイズ:14㎝×7㎝×11㎝

・重量
350g(ガス缶は装着していない本体のみの重さ)

ST-310の特徴といえば何と言ってもこの独特な形がまず目につきますが、コンパクトでありながら安定感もあり、コンパクトになり携帯性にも優れているのが最大の特徴であるとおもいます。また重量も350gとかなり軽量となっており持ち運びにも苦労はしないです。
そして一般のニードル式のバーナーとは違いマイクロバーナーはスプリングを使用することにより長時間の使用や寒さでガス缶の圧力が低下しても安定した火力を維持することが出来ます。

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ST-310のメリット

使用するシーンによってメリットがデメリットとなることもありますが一般的にキャンプやバーベキューで使用した時のメリットを紹介していきたいと思います。

コンパクトで軽量

先ほども紹介したように収納サイズがかなりコンパクトになり手のひらサイズになります。キャンプでは荷物が多くなるのでコンパクトに持ち運びができるというのはとても助かるポイントになります。

CB缶を使用している
CB缶は百均やスーパーでも購入が可能でもし持って行くのを忘れても手に入れやすくなっており安心です。

五徳が大きい
登山用のバーナーなどは本体がもっとコンパクトになるタイプもありますが五徳(鍋やフライパンをのせる部分)がどうしても小さくなり安定感にかけてしまいます。しかしST-310は五徳が大きく安定して鍋やフライパンを置くことができます。ただし、直径19㎝までの鍋やフライパンまでとなっております
またCB缶をセットすることによりバーナー全体の安定も上がります。

火力が安定している
ガス缶は周りの熱を奪いながら液状のガスを気化しており、長時間の使用ではガス缶が冷えていき圧力が下がり火力が弱くなっていきます。しかしマイクロレギュレーターを採用することで安定した火力を維持することができるようになってます。

オプション品が豊富
ST-310をさらに便利に使用するためのオプション品も多数販売されており自分好みにカスタマイズする楽しさがあります。

ST-310のデメリット

脚が熱くなる

ある程度長い時間使用していると熱が4本の脚部分に伝わっていき熱くなってきます。不用意に脚部分を持つと火傷をしてしまうこともあるので注意してください。オプション品でシリコンチューブが販売されているので装着することをオススメします。また脚部分は滑りやすくなっているので滑り止め対策としてもシリコンチューブはオススメです。

点火スイッチが使いずらい
標準でついている点火スイッチはなかなか使いにくく、こちらもオプション品を装着する事をオススメします。

防風対策が必要

風を防ぐ風防がないため風の強い時には少し使いずらくなっています。こちらもオプション品があるのでいざという時のために購入しておくのもいいと思います。
ダイソーの『クッキーの抜枠』がST-310にシンデレラフィット!

終わりに・・・


カセットコンロに比べると安定感や火の広がりは劣る所ではあると思いますがコンパクトシングルバーナーとしてはオススメの商品です。
CB缶は購入がしやすい反面、寒さに弱くガスの圧力が下がり火力が落ちやすいです。その欠点をマイクロレギュレーターでカバーはしていますがやはりOD缶を使用しているバーナーには劣ってしまいますがハイパワーのガス缶を使うとその欠点はある程度解消されるのでよければ参考にしてみてください。

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