RS-GE23は、形だけ見ればいわゆる“普通の反射式ストーブ”です。丸みのあるボディに前面の反射板。正直、最初は「昔ながらの石油ストーブかな?」と思うかもしれません。でも、実物を見た瞬間に「あれ、なんか違うな」と感じるはずです。色味や質感、全体の雰囲気にどこか芯の通った無骨さがあるんですよね。
それを作っているのが、長年石油暖房機器を作り続けてきた国内メーカー、トヨトミです。燃焼の安定性や耐久性に対する評判が高く、「やっぱりトヨトミは安心」という声も多いブランド。その確かな技術をベースに、“無骨で実用的”という世界観を落とし込んだのがギアミッションシリーズです。見た目に惹かれて手に取ったのに、使ってみるとしっかり暖かい。こういうギャップ、いいですよね。
そんなRS-GE23を検討していると、ふと気になるのが「芯交換はどうするの?」というメンテナンス面ではないでしょうか。石油ストーブは長く付き合う道具ですから、芯の扱いは知っておきたいところ。本記事では、RS-GE23の芯交換について、公式情報をもとに分かりやすく整理していきます。
スペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | RS-GE23 |
| ブランド | トヨトミ(GEAR MISSIONシリーズ) |
| 種類 | 自然通気形開放式石油ストーブ(しん式・放射形) |
| 使用サイズ | 高さ446 × 幅422 × 奥行330 mm(置台含む) |
| 重量 | 約6.6 kg |
| 暖房出力 | 2.25 kW |
| 暖房目安 | 木造6畳まで(10.0㎡)/コンクリート8畳まで(13.0㎡) |
| タンク容量 | 3.6 L |
| 燃焼継続時間 | 約16.4時間 |
| 点火方式 | 電池点火(単2形乾電池×4本・別売) |
| 芯 | トヨ耐熱しん第129種(TTS-129) |
| 価格(税込) | ブラック:22,000円/コヨーテブラウン:18,700円/オリーブグリーン:18,700円 |
特徴
見た目は普通。でも、どこか違う無骨な雰囲気がいい
形だけ見れば昔ながらの反射形石油ストーブです。正直、「よくあるタイプかな?」と思うかもしれません。でも実際に見ると、GEAR MISSIONオリジナルのガードデザインや、無駄のないボディの質感がなんとなく違いを感じるんですよね。ブラックのツマミも良いアクセントになっていて、シンプルなのにちゃんと無骨。
カラーはオリーブグリーン、コヨーテブラウン、ブラックの3色展開。どれも派手すぎず、部屋やキャンプサイトに自然に馴染む色味です。持ち運びしやすいコンパクトなサイズ感で、木造6畳・コンクリート8畳まで対応。前面からしっかり暖かさを感じられる反射式なので、「見た目も大事だけど、ちゃんと暖かいのがいい」という方にはちょうどいい一台だと思いますよ。
回すだけで点く安心感。寒い日でも迷わない電子点火

点火ツマミを回すだけで火が入る電子点火方式を採用しています。マッチやライターを用意する必要がなく、ツマミをひねるだけでパッと着火できるのはやっぱり楽ですよね。寒い朝や、設営で手がかじかんでいるときでも操作がシンプルなのはありがたいポイントです。
従来のニクロム線ヒーターとは異なり、放電によって芯に点火する仕組みなので、断線トラブルの心配が少ないのも安心材料のひとつ。点火時には「ピーッ」という音が鳴るので、「ちゃんと点いた」と確認できるのも分かりやすいです。ストーブに慣れていない方でも扱いやすい設計ですよ。
85%〜100%で調整できるから、ちょうどいい暖かさを作れる

火力を85%〜100%の範囲で調整できる設計になっています。火を強めたり、少し落ち着かせたりと、そのときの体感に合わせて微調整できるのはやっぱり便利ですよね。寒さがやわらいできた時間帯や、テント内が暖まってきたあとにも対応しやすいです。
火力を弱めすぎると不完全燃焼でニオイが出やすいと言われますが、調整幅の中で使えば、灯油を節約しながら快適さを保ちやすいのもポイントです。ガンガン焚くだけでなく、「少し抑える」というのはありがたい機能ですよ。
じんわり包む遠赤外線。芯まで温まる感覚が心地いい

穴の開いた円筒型の鉄板が熱せられて赤熱し、遠赤外線を発生させる仕組みです。炎が直接見えるタイプとは違い、赤くなった部分からじんわりとした熱が広がります。近くにいると、表面だけでなく体の芯まで温まっていくような感覚があるんですよね。
前面からしっかり暖を取れる反射式なので、椅子に座って過ごす時間や、足元を温めたい場面にも相性がいいです。派手さはありませんが、落ち着いた暖かさが続くのがこのタイプの良さ。「しっかり暖まりたいけど、柔らかい熱がいい」という方にはちょうどいいストーブですよ。
消すときまで気が利いている。ニオイを抑えるやさしい消火

「ニオイセーブ消火」を採用しています。ストーブの火を一気に消してしまうと、未燃ガスが発生して独特のニオイが出やすくなります。でもこのモデルは、火をゆっくり弱めながら消していく仕組みなので、嫌なニオイが出にくいんです。
テント内や室内で使うとき、消火後のニオイが少ないのは正直かなり助かりますよね。就寝前や撤収前に「うっ」とならずに済むのは大きなポイントです。見た目だけでなく、こうした細かな使い心地まで考えられているところに、トヨトミらしさを感じます。
炎を守ってくれる消臭リング。燃焼を安定させるひと工夫

燃焼筒の上部に金属製の「消臭リング」を搭載しています。このリングが空気の流れを守り、燃焼を安定させる役割を果たします。炎が落ち着いていると、見ていてもどこか安心感が…
燃焼が効率よく行われることで、炎が安定し、余計なニオイの発生も抑えやすくなります。派手な機能ではありませんが、こうした細かな工夫が使い心地にじわっと効いてきます。見た目の無骨さだけでなく、内側のつくりにもちゃんと理由がある。そう感じさせてくれるポイントです。
もしものときも慌てにくい、こぼれま栓で灯油漏れを防止

「こぼれま栓(逆止弁)」を搭載しています。これは、万が一タンクのキャップをしっかり閉めていなかったり、本体が傾いたりした場合でも、灯油が一気に流れ出るのを防ぐ仕組みです。移動や給油のとき、「大丈夫かな」と少し不安になることもありますよね。
もちろん、完全に漏れを防ぐというものではありませんが、大量にこぼれてしまうリスクを抑えてくれるのは心強いです。キャンプや自宅で使ううえでも、こうした備えがあると安心感が違います。見えない部分ですが、ちゃんと考えられている機能ですよ。
手ごたえと音で確認できる「楽²ロック」

タンクのフタがしっかり締まったことを確認できる「楽²ロック」を採用しています。一定の力で締めると、それ以上は空回りする構造になっていて、締めすぎを防いでくれます。給油後、「これで大丈夫かな?」と少し不安になること、ありますよね。
耳では「カチッ」という音、目では赤い線が見えなくなることで、きちんと締まったことを確認できます。手の感触、音、見た目の3つでチェックできるのは分かりやすいですよね。給油まわりの安心感が高まる、実用的な工夫です。
万が一に備える「対震自動消火装置」

地震や強い衝撃を受けたときに自動で火が消える「対震自動消火装置」が搭載されています。ストーブが転倒した場合などに火災を防ぐための、安全機能です。
点火つまみを回す(またはレバーを下げる)だけで自動的にセットされる仕組みなので、「セットし忘れたらどうしよう…」という心配がないのも安心できるポイントですよね。
キャンプでも自宅でも、火を使うからこそ安全性はとても大切。見えない部分ですが、こうした機能があることで、より落ち着いて使える一台になっています。
芯交換はどうするの?
RS-GE23で使用する替え芯は、
トヨトミ純正替え芯 第129種(TTS-129) です。
GEAR MISSIONシリーズは長く使える設計が魅力ですが、
芯は消耗品です。火力が安定しなくなったり、芯が上がりにくくなったときは交換を検討します。
使用する替え芯は必ず**純正の第129種(TTS-129)**を選びます。
型番違いを使用すると、燃焼不良や不完全燃焼の原因になることがあるため注意が必要ですね。
替え芯の仕様や注意事項、交換時の詳細な手順については、
トヨトミ公式のPDFで確認できます。
▶ 公式資料(トヨトミ耐熱芯 第129種 TTS-129)
https://www.toyotomi.jp/hp/wp-content/uploads/2022/08/トヨトミ耐熱芯 第129種TTS-129.pdf
交換作業を行う際は、必ずストーブが完全に冷えていることを確認し、
公式資料と取扱説明書を見ながら進めてください。
無骨でタフな見た目ですが、
きちんとメンテナンスできる設計だからこそ長く使える一台。
芯交換まで含めて付き合っていけるのが、RS-GE23のいいところですね。
メリット・デメリットはあるの?
メリット
- 前方向にしっかり暖かい反射式
反射板構造により、正面に熱を集中的に届けられます。チェアに座って前から暖を取るスタイルに相性が良く、ソロやデュオキャンプでは特に使いやすい暖まり方です。 - コンパクトで持ち運びしやすいサイズ感
約6.6kg・タンク容量3.6Lのバランス設計。大きすぎないので積載しやすく、レイアウトの自由度も高めです。ソロ〜少人数キャンプにちょうど良いサイズです。 - 無骨でサイト映えするデザイン
GEAR MISSIONシリーズ特有のオリーブカラーとガードデザイン。普通の反射式とは一線を画す存在感で、「デザインで選んだ」という声が多いのも納得です。 - 安全機能がしっかりしている
対震自動消火装置やニオイセーブ消火などを搭載。基本的な安全機能が揃っているため、キャンプでも安心して使いやすいモデルです。
デメリット
- 大型テントでは火力不足を感じる場合がある
目安はコンクリート8畳・木造6畳。ファミリー向け大型テントを1台で暖める用途にはやや物足りない場面もあります。ソロ〜デュオ向きです。 - 電池カバーが無い点を気にする声もある
実用上は問題ありませんが、細部まで気になる方にはチェックポイントになります。 - 運搬時は灯油残りに注意が必要
タンクを外しても本体内部に灯油が残るため、移動時は扱いに注意が必要です。持ち運びを前提にするなら理解しておきたい点です。
レビューまとめ
良い口コミ
- デザインがとにかくかっこいい。無骨で所有欲を満たしてくれる
- コンパクトながらしっかり暖かい
- ソロキャンプや秋冬キャンプにちょうどいいサイズ感
- 前面が熱くなりすぎず扱いやすい
- シンプル構造で操作が分かりやすい
- 室温を安定して保ってくれる安心感がある
特に「デザインで購入した」という声が非常に多く、
見た目と実用性を両立している点が高評価につながっています。
気になる所も…
大型テントでは火力が物足りない場合がある
- 電池カバーが無い点を気にする声がある
- シールが目立つという意見もある
- 運搬時は灯油の扱いに注意が必要
暖房能力については「ソロ〜デュオ向け」という意見が中心で、
用途が合えば満足度はかなり高い印象です。
終わりに…
トヨトミのRS-GE23は、見た目はオーソドックスな反射形石油ストーブですが、GEAR MISSIONシリーズらしい無骨なデザインと実用性をしっかり両立した一台です。前面にしっかり熱を届ける反射式の暖かさ、扱いやすい電子点火、ニオイセーブ消火など、基本性能もきちんと押さえられています。
そして、長く使ううえで気になる芯交換については、**トヨトミ純正替え芯 第129種(TTS-129)**を使用します。詳細な交換方法は公式PDFで確認できるため、事前にチェックしておけば安心です。純正部品を使い、正しい手順でメンテナンスすることで、安定した燃焼を保てます。
「無骨な見た目でサイト映えも大事。でも、ちゃんと暖かくて長く使えるストーブがいい。」
そんな方には、RS-GE23は納得しやすい選択肢です。芯交換まで含めて付き合っていける一台として、じっくり検討してみてください。


