
一目見た瞬間に、男心をくすぐられる。
トヨトミ GEAR MISSION「K3-GM1」は、そんな第一印象を持たせてくれる無骨な石油こんろです。
トヨトミは、長年石油暖房機器を作り続けてきた国内メーカー。
その技術をアウトドア向けに落とし込んだのが、GEAR MISSIONシリーズです。
「無骨で実用的」「高価すぎない」「長く使える」──このバランス感覚こそが、キャンパーから支持されている理由だと思います。
K3-GM1は、ストーブ機能はもちろん煮炊きと暖房を一台でこなせる石油こんろ。
焚き火とは違い、安定した火力で調理ができ、なおかつ冬のサイトをしっかり暖めてくれます。
デザインに惚れて選び、使って納得する。そんな一台です。
スペック表|トヨトミ GEAR MISSION「K3-GM1」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | 煮炊き暖房用 石油こんろ |
| 型式 | K3-GM1 |
| カラー | オリーブグリーン/コヨーテブラウン(※公式オンライン限定) |
| 使用燃料 | 灯油(JIS1号灯油) |
| 暖房出力 | 2.45kW |
| 暖房目安 | 木造:7畳まで(11.5㎡)/コンクリート:9畳まで(15.0㎡) |
| こんろ効率 | 30% |
| 点火方式 | マッチまたは点火用ライター |
| 燃焼継続時間 | 約13時間 |
| 外形寸法 | 高さ370 × 幅358 × 奥行358 mm |
| 重量 | 約7.5kg |
| しん | 耐熱しん 第24種 |
| 安全装置 | 対震自動消火装置 |
| 価格(税込) | 29,700円 |
特徴
調理も暖房もこなす、冬キャンプ向けの“二役ストーブ”

K3-GM1は、煮炊きに使った熱をそのまま暖房として活かせるのが特徴です。
鍋やケトルを置いて調理しながら、周囲をじんわり暖めてくれるため、「調理用」と「暖房用」を分ける必要がありません。
荷物を減らしたい冬キャンプでは、1台で役割を兼ねられる点が大きな強みになります。
小さくても頼れる、煮炊きも暖房もこなす万能サイズ

K3-GM1は、GEAR MISSIONシリーズの中でもいちばんコンパクトなモデルです。
サイズが控えめなので車への積み込みがしやすく、荷物が増えがちな冬キャンプでも扱いやすいのが嬉しいポイントですね。
コンパクトながら、暖房出力は2.45kWと十分。
ソロやデュオキャンプなら、テント内をしっかり暖めながら、上にケトルを置いてお湯を沸かしたり、ちょっとした煮込み料理をしたりと、無理なく使えます。
「大きいストーブは持て余しそうだけど、ちゃんと暖まりたい」
そんな人にちょうどいいサイズ感と使い勝手を両立した一台です。
無骨さの正体は、守るためのクロスガード構造

K3-GM1を見たとき、まず目に入るのがこのクロスガード。
GEAR MISSIONらしい無骨な雰囲気を強く感じさせるポイントですが、単なる装飾ではありません。
このガードは、ストーブ本体を外部の衝撃から守るための構造。
キャンプ場での移動や設営、撤収のは急いでいる時も多く「うっかり当ててしまった」とい事もあります。
また、炎まわりを囲うことで不用意に触れにくい設計になっているのもポイント。
焚き火や調理と同じ空間で使うキャンプ用ストーブだからこそ、こうした配慮が効いてきます。
「守るための構造が、そのまま無骨なデザインになる」
K3-GM1は、GEAR MISSIONらしい思想をこのクロスガードでしっかり表現しています。
約13時間続く暖かさで、冬キャンプを最後まで快適に

K3-GM1の大きな魅力が、約13時間の連続燃焼という頼もしさ。
夕方の設営後に火を入れて、くつろぎ時間から就寝前まで、燃料を気にせず使える安心感があります。
夜が長くなる冬キャンプでは、
「まだ暖かいかな」「そろそろ給油かな」と気を遣う場面も多いですが、
K3-GM1ならそうしたストレスを感じにくいのがポイントです。
燃料の持ちが良いため、給油の回数を減らせるのも地味にうれしいところ。
寒い中で何度も作業する必要がなく、キャンプの時間そのものを楽しめます。
火を灯す工程も楽しめるアナログな点火方式

K3-GM1は電子点火ではなく、ライターやマッチで火をつける方式を採用しています。
ワンタッチの便利さはありませんが、炎が立ち上がる瞬間を自分の手で感じられるのが魅力で、この一手間が道具との距離感を縮めてくれ愛着も湧いてきますよね。
火を扱う意識が自然と高まり、キャンプらしい時間を楽しみたい人に向いた仕様と言えます。
メリットはあるの?
コンパクトでも扱いやすいサイズ感
K3-GM1はシリーズ最小クラスのコンパクト設計で、ソロキャンプやデュオキャンプの限られたスペースでも無理なく設置できます。車載時や収納時にもかさばりにくく、「石油ストーブは大きい」というイメージを良い意味で裏切ってくれるサイズ感です。
煮炊きと暖房を同時にこなせる火力
暖房出力は2.45kWと十分で、テント内をしっかり暖めながら煮炊きも可能。鍋を置いてお湯を沸かしたり、簡単な調理をしたりと、暖房専用にとどまらない使い方ができます。冬キャンプでは「一台二役」で活躍してくれるアイテムです。
燃料の持ちが良く、長時間使える
約13時間の連続燃焼に対応しているため、燃料の持ちは良好。火力を抑えめに使えばさらに長く使えるため、夜間の冷え込み対策や長時間の滞在でも安心感があります。給油の回数が少なくて済むのも嬉しいポイントです。
ただし、就寝時は必ず消しましょう。
無骨で所有欲をくすぐるデザイン
GEAR MISSIONらしいミリタリーライクなデザインとクロスガード構造が、キャンプサイトにしっかり映えます。実用性だけでなく、見た目にもこだわりたいキャンパーに刺さるデザインです。
使い方次第で燃費も良好
レビューでは「燃費が良い」「弱めの火力で十分暖かい」といった声も多く、使い方を工夫すれば灯油消費を抑えられます。暖かさと経済性のバランスを取りやすい点も魅力です。
デメリットはあるの?
点火は手動でひと手間かかる
電子点火ではないため、点火にはライターやマッチが必要です。スイッチ一つで着火できる手軽さはありませんが、その分「火を扱う感覚」を楽しめると思います。
持ち運びには工夫が必要
標準では収納ケースやハンドルが付属していないため、持ち運ぶ際は別売りケースなどを用意する必要があります。頻繁に持ち運ぶ場合は、あらかじめ対策しておくと安心です。
横方向への暖房力は控えめ
石油こんろの特性上、ストーブと比べると横方向への熱の広がりはやや穏やかです。広いテントやファミリーキャンプでは、補助的な暖房と併用する使い方が向いています。
テント内や部屋の中で暖かい空気循環させたい方はストーブファンもオススメです。
レビューはどうなっているの?
- 無骨なデザインがかっこよく、サイトの雰囲気が一気に締まる
- ソロ・デュオキャンプでは十分な暖房性能
- 煮炊きができる点が想像以上に便利
- コンパクトだが火力はしっかりしている
- 横方向の暖房は控えめなので使い方は選ぶ
- 持ち運び用のケースがあるとさらに使いやすい
総評として
K3-GM1は「大型ストーブほどのパワーは不要だけど、暖房も調理も一台でこなしたい」というキャンパーにぴったりの石油こんろです。
無骨なデザイン、十分な火力、燃料の持ちというバランスが取れており、特にソロ〜デュオキャンプでは冬の相棒として頼れる存在。
万能ではありませんが、用途がハマったときの満足度は非常に高い一台です。
終わりに…
トヨトミ GEAR MISSION「K3-GM1」は、暖房と煮炊きを一台でこなせる、冬キャンプ向けの石油こんろです。
シリーズ最小クラスのコンパクトさでありながら、2.45kWの火力と約13時間の連続燃焼に対応し、ソロやデュオキャンプでは十分な暖かさを確保できます。
無骨でミリタリー感のあるデザインは、キャンプサイトの雰囲気を引き締めてくれる存在。
電子点火ではない点や、持ち運びに工夫が必要な点はありますが、それを理解した上で使えば「火を扱う楽しさ」も含めて満足度の高い一台です。
横方向への暖房力は控えめなため、大型テントでは補助暖房との併用がおすすめですが、
限られた空間で効率よく暖を取りつつ、調理も楽しみたいキャンパーには非常に相性の良いモデルといえるではないでしょうか。
